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機動戦士ガンダム(TRIAL) 機動戦士Ζガンダム(TRIAL) 機動戦士ガンダムΖΖ(TRIAL) 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(TRIAL) 機動戦士ガンダムF91(TRIAL) 機動戦士Vガンダム(TRIAL) 機動武闘伝Gガンダム(TRIAL) 新機動戦記ガンダムW(TRIAL) 機動新世紀ガンダムX(TRIAL) ∀ガンダム(TRIAL) 機動戦士ガンダムSEED(TRIAL) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(TRIAL) 機動戦士ガンダム00(TRIAL) 機動戦士ガンダム 第08MS小隊(TRIAL) 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(TRIAL) 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(TRIAL) 機動戦士ガンダムUC(TRIAL) 目指せガンダム・ザ・ガンダム 4対1! ニュータイプな子供達 5機のガンダム
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(画像:機動戦士ガンダムSEED ASTRAY/ときた版) 「『コーディネイター』その意味を知っているかい?/『コーディネイター』とは、 人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋――『調整者』になるように命名されたんだ」 (キャプテンGG/漫画・Parts9) (画像:機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY) 「コイツもアストレイだな/『王道じゃない』ってことさ。兵器でありながら人助けに使われるんだ。 そうだな……大きな『X』を背負っているからさしずめ――『Xアストレイ』だな」 (ロウ・ギュール/漫画・PartsX20) (画像:機動戦士ガンダムSEED ASTRAY/戸田版) (壊れたモノは必ず直す!!――それがジャンク屋の信条!!――ならば俺のやることは一つ――!! あの『剣』をもう一度直す!!!――それがオレのプライドだ!!!) (ロウ・ギュール/漫画・unit12) <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 GUNDAM SEED ASTRAY SIDEhttp //www.gundam-seed.net/astray/index.html Wikipedia機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズの登場人物 <作品概要> <◆基本情報> 本ページの対象作品機動戦士ガンダムSEED ASTRAY/ときた版(漫画) 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY(漫画) 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY/戸田版(漫画) <◆主要人物>※注1:★:ときた版のみ ★戸田版のみ ※注2:※:SEED本編にも登場したキャラ(但しASTRAYで重要な役割を果たすキャラクターのみ抜粋) ジャンク屋ギルドロウ・ギュール:主人公。 8 山吹樹里:ヒロイン。 リーアム・ガーフィールド プロフェッサー キャプテンGG / ジョージ・グレン サーペントテール叢雲劾 イライジャ・キール ロレッタ・アジャー ★風花・アジャー:ヒロイン(X ASTRAY)。 リード・ウェラー 民間人ほか★プレア・レヴェリー(Xから):主人公(X ASTRAY)。 ★※マルキオ ケナフ・ルキーニ:情報屋 ポーシャ:海賊 蘊・奥 ★シニスト・ガーフィールド:リーアムの双子の兄 ★ジャン・キャリー オーブ★※アサギ・コードウェル ★※マユラ・ラバッツ ★※ジュリ・ウー・ニェン / マリーン ★エリカ・シモンズ ロンド・ギナ・サハク ★ロンド・ミナ・サハク ★ソキウス 地球連合★カナード・パルス(Xから) ★メリオル・ピスティス(Xから) ★※ジェラード・ガルシア ★バルサム・アーレンド ★モーガン・シュバリエ ザフト★※ミゲル・ノイマン ★ミハイル・コースト ★アッシュ・グレイ 三隻連合※マーチン・ダコスタ ※アンドリュー・バルトフェルド ★※ラクス・クライン <◆シナリオ> イベント時系列表機動戦士ガンダムSEED ASTRAY イベント時系列表(まとめ中)作品全体の中で重要な出来事を抜粋。ネタバレ注意。 漫画:ときた版 SEED ASTARY第1巻プロローグ Parts1 REDとBLUE Parts2 対決!アストレイ対アストレイ Option Parts01 狙われたレッドフレーム Parts3 旅立ちの大地 SEED ASTRAY第2巻 プロローグ Parts4 奪われたアストレイ Parts5 第3のアストレイ Parts6 平和[オーブ]の国のアストレイ Parts7 閃光の果てに Nonstandard Parts01 MSパイロットの秘密 SEED ASTRAY第3巻Parts8 ギガフロート Option Parts02 南の島の冒険 Parts9 リ・ホーム発進!! Parts10 宿命の決着 Parts11 探索者(Fin) Option Parts03 黄昏の魔弾 SEED X ASTRAY第1巻 X編プロローグ PartsX12 新たなるG PartsX13 ドレッドノート PartsX14 遭遇 PartsX15 ジャンク屋の戦い Option PartsX04 深淵の記憶 SEED X ASTRAY第2巻PartsX16 ドレッドノートVSハイペリオン PartsX17 暴走する闇炎[カナード] PartsX18 激動する世界 PartsX19 強襲 PartsX20 Xアストレイ PartsX21 プレアの想い(Fin2) ~~~~~ 漫画:戸田版 第1巻 unit1:史上最強のお宝 unit2:グレイブヤード01 unit3:グレイブヤード02 unit4:デブリ海の歌姫 第2巻 unit5:大切なモノ unit6:エヴィデンス01 unit7:大気圏突入!! unit8:新母艦レセップス unit9:ジブラルタル攻防戦 第3巻 unit10:深海への挑戦 unit11:海上の幽霊 unit12:宇宙に散るモノ unit13:活人剣 unit14:集結、再会、発進 nonstandard --unit:サーペントテール 第4巻unit15:パワーローダー unit16:煌めく凶星『J』 unit17:タイムリミット・ラン unit18:最大にして最凶の敵 unit19:リジェネレイトガンダム last unit:パワードレッド(Fin) <◆参戦済スーパーロボット大戦リスト> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No 作品 略称 発売日 ハード 備考 48 スパロボ学園 学園 2009/8/27 NDS 原作なしASTRAY、X 40 スーパーロボット大戦W W 2007/3/1 NDS ASTRAY、X <関連情報、その他雑感> <◆管理人一押しポイント> ◆漫画(ときた版) ・一押しの見どころ X ASTRAY第2巻 PartsX20~「王道じゃない」 ・最もお気に入りのキャラクター (男)ロウ・ギュール(女)風花・アジャー ◆漫画(戸田版) ・一押しの見どころ 第3巻 nonstandard unit~クルクルシュピン ・最もお気に入りのキャラクター (男)ケナフ・ルキーニ(女)山吹樹里 <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆漫画:ときた版(2011/2読了) ◆漫画:ときた版「機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY」(2011/2読了) ◆漫画:戸田版(2011/2読了) 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 鑑賞備忘録
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機動戦士ガンダムSEED 色 出演者 備考 黄色 キラ・ヤマト(声:保志総一朗) 水色 アスラン・ザラ(声:石田彰) 緑色 -
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機動戦士ガンダム外伝 ユニット名称 開発LV ブルーディスティニー1号機 Lv01+ 陸戦型ジムLv02+ ブルーディスティニー2号機Lv02+ ブルーディスティニー3号機 ブルーディスティニー2号機 Lv01+ 陸戦型ガンダムLv02+ ブルーディスティニー1号機Lv02+ ブルーディスティニー3号機 ブルーディスティニー3号機 Lv01+ 陸戦型ガンダムLv02+ ブルーディスティニー1号機Lv02+ ブルーディスティニー2号機 イフリート改 LV01+ イフリート
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ユニットデータ 機体名称 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 交換ポイント スターゲイザー 48000 660 M 13200 300 30 25 27 9 A A C - - 78720 ストライクノワール 46500 660 M 13120 300 28 27 29 8 B C B - C 80304 ブルデュエル 45000 660 M 13120 300 27 29 27 6 B - B - C 79348 ヴェルデバスター 44500 660 M 13120 360 28 25 25 7 B - B - C 79248
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機体名称 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 ZZガンダム 75100 830 L 13000 134 30 33 26 7 B - B - C Gフォートレス - 828 L 13000 134 30 33 27 9 A B - - - フルアーマーZZガンダム 93800 920 L 13000 160 30 38 22 7 B - B - - コアファイターZZ 6900 220 S 6400 30 12 10 16 8 B A - - - メガライダー 32800 510 2L 11600 104 30 25 22 8 A B A A - ジムⅢ (エゥーゴ仕様) - 340 M 8500 60 19 19 20 5 B - B - D ジムⅢ 13500 340 M 8500 60 19 19 20 5 B - B - D ガルスJ 20200 410 M 9050 66 22 21 24 6 B - B - C ガザD (MS) 12600 320 M 7600 56 18 16 19 5 B - C - D ガザD (MA) - 320 M 7600 56 18 16 21 7 A C - - - ガ・ゾウム(MS) 16300 370 M 9000 60 19 17 23 5 B - C - - ガ・ゾウム(MA) - 370 M 9000 60 19 17 25 7 A B - - - R・ジャジャ 29300 490 M 11060 74 26 25 25 6 B - B - C ハンマ・ハンマ 40800 580 L 12000 94 29 29 28 7 B - B - - ドワッジ 12400 320 L 9000 48 21 22 19 7 D - A A - ドライセン 26600 480 L 10400 68 24 25 25 6 B ‐ B ‐ C ズサ 24200 450 M 9200 56 23 19 20 6 B - B - D バウ(MS) - 460 M 11100 70 23 22 25 6 B - B - C バウ(MA) - 460 M 11100 70 23 22 27 8 A B - - - バウ(緑・MS) 26100 460 M 11100 70 23 22 25 6 B - B - C バウ(緑・MA) - 460 M 11100 70 23 22 27 8 A B - - - キュベレイMkⅡ(プル仕様) 33300 510 L 11800 90 29 26 29 8 B - B - C キュベレイMkⅡ(プルツー仕様) 33300 510 L 11800 90 29 26 29 8 B - B - C 量産型キュベレイ 26200 480 L 11100 72 26 25 27 7 B - B - C シュツルム・ディアス 23700 440 L 9990 68 23 24 25 6 B - B - C ザクⅢ 38700 550 L 11900 94 28 28 26 6 B - B - C ザクⅢ改 42800 580 L 12800 100 28 30 27 6 B - B - C ジャムル・フィン(MS) 28000 480 M 10500 76 30 18 28 7 A - - - - ジャムル・フィン(MA) - 480 M 10500 76 30 18 30 9 A - - - - リゲルグ 30800 500 L 11600 72 27 25 27 8 A - B - - ドーベンウルフ 40100 570 L 11800 108 29 27 26 6 B - B - D ガズエル 29600 490 M 10800 80 25 25 27 6 B - B - C ガズアル 29600 490 M 10800 80 25 25 27 6 B - B - C ゲーマルク 40200 570 L 12810 100 30 28 25 6 B - B - C サイコガンダムMkⅡ (MS) 148300 850 3L 26000 220 39 35 14 4 B - B - - サイコガンダムMkⅡ (MA) - 850 3L 26000 220 39 35 16 8 B B - - - クィン・マンサ 123100 850 3L 24000 150 36 36 20 7 B - B - - ゲゼ (ゲモン機) 9700 270 L 6880 60 12 10 17 5 - - A - - ゲゼ (ヤザン機) - 270 L 6880 60 12 10 17 5 - - A - - ZZガンダム 武装名 射程 EN 威力 サーベル 1 22 5000 バルカン 1-2 12 1000 ダブルビーム 3-4 30 3100 ダブルキャノン×2 4-5 34 2700 ハイメガ MAP 100 10000 言うまでも無く強力な機体・・・なのだが、何気にアビリティーは変形可能しかなかったりする 装甲が高めでも機動力があんまりなく、シールドも無いとなると油断はできない また射撃武装がビーム系ばかりなので、Iフィールド持ちを相手にするとまさに赤子も同然となる ただし変形形態が強力なので、十分に主力として育てて行ける G-フォートレス 武装名 射程 EN 威力 ダブルビーム 3-4 30 3100 ミサイル×8 3-5 24 900 ダブルキャノン 4-5 34 2700 接近戦こそできないものの8連装ミサイルを持ち武装は強力 移動力が9もあり、空中適性を備えている 装甲値の低下も無いので基本的にはMS形態より使いやすいのではないか ジムⅢ 8連装のミサイルを持ち、ジム系に似つかわしくない(?)爆発力を持つ とは言え移動力が5しかなく、EN量の少なさから持久力も無いとあっては主力とはし難い あくまでやられメカにしては良いもの持ってんね、と言ったところか ガ・ゾウム MS形態は地形適性・移動力ともひどいものだが、MA形態になると移動力7となり空も飛べる そして多連装のミサイルを備えているので改造を重ねれば主力にもなり得る ま、そこまでするほどの思い入れがあればだが ガズアル/ガズエル 武装名 射程 EN 威力 大型ビームサーベル 1 10 4200 ビートランス 2 12 4500 ビームライフル 3-4 14 2900 ゲーマルク 武装名 射程 EN 威力 サーベル 1 -- -- ----×8 -- -- 1100 ---- 5-6 -- ---- マザーファンネル -- -- -- 一見すると×8のビーム砲が凄く強力そうだが、属性のせいかそんなでもない 同じ攻撃力を持った他の機体の連装ミサイルと比べると明らかにダメージ量で劣る さらにマザーファンネルは最大でも射程を6までしか伸ばせない おまけに移動力も6と凡庸な上、空中適性も無いときている 強力な機体ではあるが主力として育てていくほどの価値を見出すのは難しいか 戻る
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登録日:2022/10/09 Sun 17 00 03 更新日:2024/04/30 Tue 17 17 01NEW! 所要時間:約 55 分で読めます ▽タグ一覧 22年秋アニメ 23年春アニメ GUND-ARM MBS TBS ※日曜夕方17時です。 こっちじゃ全然アリよ どうしてこうなった またしても何も知らないサリウス・ゼネリさん(年齢不詳) やりたいことリスト アスティカシア高等専門学園 アナザーガンダム アニメ アニメ業界の闇 エアリアル エランくん ガンダム ガンダムTVシリーズ グエルくん コメント欄ログ化項目 サンライズ シャディクとプロスペラの目隠しボクシング シリアスな笑い スパロボ参戦希望 スレッタ・マーキュリー ハエ叩き フレッシュトマト味 メスガキ懺悔室 令和のウテナ 企業もののロボットアニメ作品 企業戦士ガンダム 俺と結婚してくれ 呪い 大河内一楼 女性が主人公のロボットアニメ 女性主人公 学園モノ 小形尚弘 小林寛 少女革命ガンダム 岡本拓也 後半は燃え展開 急展開の連続 感動のエピソード 感動のラスト 日5 日曜夕方を憂鬱にさせる番組 株式会社ガンダム 機動戦士ウテナ 機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダム 水星の魔女 機動戦士ガンダム百合婚 水星たぬき 水星ってお堅いのね 水星の魔女 水星狸合戦がんだむ 決闘 現実という名の『地獄』 百合 目一杯の祝福を君に 祝福 神無月の巫女 良作 親とのすれ違い 誰がここまでやれと言った 逃げたらひとつ、進めばふたつ 逃げたらひとつ、進めばふたつ、殺せばみっつ 驚きのメスガキ率 鬱展開 その魔女は、ガンダムを駆る。 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム 水 星 の 魔 女 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は2022年10月から2023年7月までMBS系列で放送されたテレビアニメ。全24話。 ●目次 ●概要 ●あらすじ ●主題歌 ●用語〇基本用語 〇勢力・組織関連 〇技術関連 ●登場人物〇アスティカシア高等専門学園決闘委員会 地球寮 ジェターク寮 グラスレー寮 〇ベネリットグループカテドラル グラスレー・ディフェンス・システムズ ジェターク・ヘビー・マシーナリー ペイル・テクノロジーズ シン・セー開発公社 〇宇宙勢力宇宙議会連合 〇地球勢力フォルドの夜明け その他 〇PROLOGUE ●メカニック○シン・セー開発公社製 ○ジェターク社製 ○グラスレー社製 ○ペイル社製 ○ブリオン社製 ○オックス・アース社製 ○???製 ○その他 ●ガンプラ ●余談 ●概要 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』終了以来、約5年半ぶり(ビルドシリーズを含めた場合4年ぶり)となる『ガンダム』シリーズの新作テレビアニメ。 製作はサンライズだが、株式会社サンライズがバンダイナムコフィルムワークスに吸収再編され、ブランド化してから初の『ガンダム』テレビシリーズでもある。 監督はOVA版『君のいる町』『ひそねとまそたん』で同職を務めた小林寛。 シリーズ構成は『∀ガンダム』『OVERMANキングゲイナー』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『革命機ヴァルヴレイヴ』などサンライズ制作ロボットアニメを多数手掛けた大河内一楼が担当する。 エグゼクティブプロデューサーには『機動戦士ガンダムUC』『ガンダム Gのレコンギスタ』などガンダムシリーズを多数手掛けた小形尚弘、 プロデューサーには小形と共に『ガンダムビルドダイバーズRe RISE』を手掛けた岡本拓也が携わっている。 『水星の魔女』という副題が示す通り、主人公のスレッタは『ガンダム』シリーズでも数少ない―とりわけTVシリーズでは初となる女性主人公。 また、少年少女による学園ものという要素も取り入れられており、 小形は「宇宙世紀のシリーズではなく、新しいガンダムとして展開していく。7年ぶりのテレビアニメということもあり、新しいファンが増えることも意識しながら作っていく」と語っている。 そして放送された第1話は、予想より遥かに学園ものであった。 学園周りを始めとした本作の世界観にはある意味ガンダム並みに大河内とも縁の深い『少女革命ウテナ』のオマージュ要素が散見される(*1)。 しかしそこはやはり『ガンダム』シリーズなので、アーシアンとスペーシアンの対立などシリアスな要素も多分に含まれている。 また、今作におけるガンダムは「呪いのモビルスーツ」とも呼ばれ、強く排斥される対象ともなっている。 本放送前には前日譚『PROLOGUE』が公開されたが、そういった面が強く描写され、展開も衝撃的だったため、不穏な雰囲気が漂う結果となった。 実際小形が担当した『ガンダムUC』のオマージュシーンも見られ、設定面でも共通する点が多い。 また復讐の鬼と化した母親や、娘を道具として扱う父親など、これまでの『ガンダム』シリーズ以上に毒親が多く登場するのも特徴か。 そして第1クール最終話となった第12話において、遂に…。 公式サイトでは大河内書き下ろしの小説『ゆりかごの星』が公開されており、1クール主題歌の『祝福』はこの小説を原作としている。 小説はガンダム・エアリアルの視点で水星での生活を書いたもので、スレッタがエアリアルと共に学園に来ることになった経緯が語られている。 『祝福』もエアリアルのスレッタに対する想いを歌ったものとなっている。 YouTubeでは『水星の魔女』とコラボしたオフィシャルMVも公開され、今後の展開を示唆しているような描写もあるのでこちらも必見。 順序としては『PROLOGUE』→第1話→『ゆりかごの星』→MVと見るとより理解度を深められるだろう。 放送枠は『鉄血』を最後に一旦終了していた「日5枠」で、復活後初となる新作の放送でもある(*2)。 分割2クールの構成を取っており、2022年10月2日~2023年1月8日に第1クール12話まで放送された。 2023年4月2日に総集編が放送され、ナレーションは「すいせい」繋がりなのか池田秀一氏が担当した。 そして4月9日から7月2日まで第2クール12話が放送された。 また、1クールと2クールの間となった約3か月間には、小形が担当した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』、『機動戦士ガンダムNT』の3作品がそれぞれ全4話のテレビエディションとして放送された。 さしずめ、この間はウルトラマンクロニクルシリーズならぬ「ガンダムクロニクル」期間と言っていいかもしれない。 そんな今作は次回予告を採用しておらず、サブタイトルが表示されるだけで、次回の内容が描かれない。 近年のアニメではさほど珍しくない方式だが、ガンダムシリーズでこれを採用したのは初めて。 ●あらすじ A.S.122。数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。 MS産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。 名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光をともし、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく……。 ●主題歌 第一クール OP YOASOBI「祝福」(*3) ED シユイ「君よ、気高くあれ」 第二クール OP yama「slash」 ED アイナ・ジ・エンド「Red birthmark」 ●用語 〇基本用語 A.S.(アド・ステラ) 作中の暦。 宇宙産業の発展によって数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。 かつてはドローンによる凄惨な戦争が起きていた(*4)が、戦争シェアリングによる紛争のコントロールで小康状態にあるらしい。 ちなみにガンダムシリーズではお馴染みのハロもこの世界では普及しているようで、決闘を中継するドローンに乗っていたりと随所にその姿を確認できる。 宇宙居住者(スペーシアン)、地球居住者(アーシアン) 作中における宇宙居住者と地球居住者の呼称。 戦争シェアリングで得た利益を宇宙開発に投資する企業が力を持ち、代理戦争で疲弊した地球と経済格差が広がっている。 このため政治・経済の面でもスペーシアンが優勢で、果ては大資本やマスコミもスペーシアン側のため、アーシアンに対しての人権蹂躙や弾圧を平気で行っている。 こういった背景もあって、全体的にスペーシアンはアーシアンを見下す傾向が強い一方、 アーシアン側も1世紀以上宇宙産業のために労働と税金を捧げ、現在は代理戦争の舞台となっているため独立を求めるデモを頻繁に起こすなど、分断・衝突が生じている。 ただアーシアンの中から「地球がまた戦場になる(ので反対)」「(戦争孤児は)地球じゃごまんといる」という発言が出るシーンがあるあたり、これでも一時期よりは平和になったらしい。 同じ宇宙居住者間でも、バックについている企業の立場や出身地によっては差別や田舎者扱いを受けることもあり、 水星育ちのスレッタも第4話で一部のスペーシアンから試験中に嫌がらせを受け、落第の危機に陥って泣き出したこともあった。 また地球居住者間でも、企業の推薦を受けて就学できる者もいれば難民キャンプで暮らす者もいるなど、こちらも貧富の差がかなり激しい。 宇宙世紀のガンダム作品などを始め、もはやガンダムシリーズの一種の伝統と言ってもいい、 宇宙に住む人間である「スペースノイド」と地球に住む人間である「アースノイド」の格差関係でもあるが、 こちらは地球側よりも宇宙側の人間優位という『機動武闘伝Gガンダム』等と同じ状況である。 フロント 宇宙空間に建設された人工巨大居住施設の呼称。 小惑星を基部にする形で建設されており、アスティカシア学園があるのはフロント73区。 〇勢力・組織関連 ベネリットグループ A.S.122の時代においてモビルスーツ産業の最大手と言われる100を超える企業から成る巨大複合企業。 過去作品で例えるなら、宇宙世紀ガンダム作品に出てくるアナハイム・エレクトロニクス社のような組織だと思っていい。 グループ内では各社の業績に応じてランク分けが為されており、トップのベネリット社をはじめ、 特に業績を上げている「ジェターク・ヘビー・マシーナリー」「ペイル・テクノロジーズ」「グラスレー・ディフェンス・システムズ」は「御三家」と呼ばれ、 アスティカシアでも御三家に関わる人間が幅を利かせている。 だが、グループ企業内の関係は決して一枚岩ではなく、さらにアナハイム社と違ったきな臭い点もあり、 同一の組織間で派閥争いを繰り広げているという点は、本作と同じ2022年度中に放送された大河ドラマにも共通する展開でもあったりする。 アスティカシア高等専門学園 ベネリットグループが運営する学園。 一つのフロントが丸々学園都市になっており、MSが飛び回れるほど広大で、鉄道も通っている。 入学には運営元であるベネリットグループ傘下企業の推薦が必要となり、それ故に企業間のヒエラルキーや、 スペーシアンとアーシアンの対立構造(*5)といった学外の社会や経済情勢がそのまま持ち込まれ、 同じ生徒間でも出身、バック等の理由で対立することが多く、殴り合いの喧嘩が起こることもしばしば。 また生徒達はベネリットグループ御三家の名を冠した寮と地球出身者の寮など複数の寮に振り分けられる。 学科は座学メインの経営戦略科、整備技術メインのメカニック科、操縦訓練メインのパイロット科があり、この内パイロット科はエリート扱いされたりする(*6)(*7)。 モビルスーツ同士による「決闘」が推奨され、生徒間で揉め事を起こした際は決闘委員会の立会いの下で決闘により白黒を付けるのが慣例となっており、 この決闘の勝者が敗者に自身の要求を通すことができる。 ※以下決闘の流れ・ルール 基本的に勝敗の決定は相手モビルスーツのブレードアンテナを折った方が勝者。つまり頭を潰せば勝ちというガンダムファイト式ルール。 だがMSや整備スタッフは自ら用意する必要があり、必然的に豊富な資金を持つ企業をバックに持つ生徒が有利で、 さらには決闘中の相手陣営への妨害工作も黙認されている。 実際にスレッタとグエルの2度目の決闘の際は、グエルの与り知らない所でスレッタに対する悪質な妨害行為が行われたのだが、 エランは「決闘は平等ではない」「それをも含めて彼の力だよ」と話しており、珍しいことではないらしい。 逆を言えば、相手が妨害工作をしてくるのならば、された側も反撃や妨害工作対策のため裏で動くことも暗黙で認められているため、 決闘直前に当事者同士が宣誓しているように、『結果だけが全て』という文言に良くも悪くも偽りはない。 決闘までの流れは以下 決闘委員会の専用ラウンジにて対戦相手との顔合わせを行い、自分が勝利した場合の要求事項を届け出る。要求事項における制限の有無は不明(*8)。 委員会から選出された立会人の「ālea jacta est.(賽は投げられた)」の宣言と共に承認する事で正式な決闘が受諾され、日取りやルール、場所など詳細事項が調整される。 決闘開始時には対戦者が「両者、向顔」の合図でお互いのコクピットに顔を写し合い、宣誓として「勝敗はモビルスーツの性能のみで決まらず。操縦者の技のみで決まらず。ただ、結果のみが真実。」と口上を述べる。 立会人の「フィックス・リリース(決心解放)」の号令により決闘開始。 なお、上記の通り「相手機体のブレードアンテナを折損させる」ことで決着となるが、逆に言えばそれに至るまでの機体の全体的な損傷度合いは考慮されないため、 たとえ武器や可動肢の類を全損した無防備なダルマ状態であろうと、アンテナが健在な限りは決闘は続いているものと見なされる。 安全への配慮としてビームが弱装出力の緑色に設定されているが、実際にMSが破損している以上、コクピット内にいれば基本的に安全ということは無いと思われる。 劇中では流石に殺意を込めた攻撃が行われる描写は無いが、相手MSを人がいる方向に倒す(第1話)、コクピットを掠って表面が破損する射撃を行う(第6話)、 味方機の胴体越しに当てるつもりで射撃する(第9話)等、死者が出てもおかしくない行為が散見される。 決闘王者は「ホルダー」と呼ばれ、挑戦者がいる場合には二週間に一度決闘を行う義務を負い、その証として白を基調とした特殊な制服とパイロットスーツを纏う事を許される。(*9) また基本的にホルダーの権利は前任のホルダーを決闘で打ち破る事でのみ移譲されるため、ホルダーに勝ちさえすれば入学・転入したばかりであろうとホルダーになる事ができる。 本編で主に行われる「決闘」は上記のルールによるMS対MSの模擬戦闘であるが、実際の校則上では他の方法による決闘も認可されているらしく、作中では1stガンダムをリスペクトしたある種目での決闘も行われた。 脚本の大河内氏曰く「レースや綱引き、頭の上のトマトを落とさないように戦うなんてルールも可能」(要約)との事。 決闘以外にも学生の自主・自治に委ねられている部分は大きく、各寮の予算はおろか学生起業の規則制定すら学生に権限が与えられている模様。 学籍番号の一文字目が入学年で決まり、スレッタが「LP041」なことから創立時期はA.S.110年頃と予想される。 また、学籍番号の数字部分は生徒を推薦した企業の序列によって決まり、序列が高い程数字は小さくなる。 MS開発評議会 MS開発の互助を目的に設立された組織。 ベネリット社やベネリットグループ御三家をはじめとする各社のCEOがメンバーを務める。 また「ドミニコス隊」と呼ばれる独自の私兵部隊を擁している。 GUNDフォーマットがもたらす人体への悪影響を危惧しており、『PROLOGUE』においてMS開発の秩序と倫理を守る名目で設立した監査組織「カテドラル」を設立する。 ただしカテドラルは本編の頃になるとデリングの傀儡と化しているようだが…… ヴァナディース機関 「GUND」の研究機関。 元々は人体用義肢技術を開発していたが、アーシアン系企業「オックス・アース・コーポレーション」による買収でその子会社となり、 『PROLOGUE』の時点ではGUNDを軍事転用したMS開発を行う機関となっていた。 『PROLOGUE』で描かれた「ヴァナディース事変」によって事実上壊滅し、本編時点ではオックス・アースと共に「ガンダムという呪いのMSを造り出した魔女たちの組織」として扱われている。 水星 スレッタの故郷である軌道基地「ペビ・コロンボ(*10)23」が周回軌道に乗っている惑星。 宇宙を舞台とするガンダムシリーズではあるが、水星が人類の活動圏とされるのは初(火星や木星などは前例がある)。 太陽系で最も太陽に近く、その距離僅か5791万km(*11)。 地表に大気がほとんど存在していない(*12)影響で、 直射日光を浴びれば血液が沸騰し、逆に日陰ではマイナス100度を超える極寒という、非常に厳しい気候。 太陽の重力の影響で周回軌道に基地を留めるのも一苦労な上に、荷電粒子で電子機器の誤作動が絶えない、過酷極まり無い環境にある。 これらに耐えながら行われるパーメットなどの資源採掘が主産業のようだが、 月でもパーメットが採取出来るようになると一時の賑わいを失い急激に過疎化が進行。 近年は住民の殆どが老人で、子供はスレッタ1人だったらしく学校も存在しない。 食糧供給も限られているのか、スレッタは「トマト味」は知っていても、実際の野菜を目にしたことは無かった。 端的に言えば金も高度な技術も整ったインフラも無い辺境の地で、地球圏でも水星圏に居住者がいることは殆ど認知されておらず、 それ故にワケありの人物でも容易に身を潜めることが出来る。 エアリアルはここで製造されたとの事らしいのだが、一体どういう経緯で製造された代物なのだろうか…? とまぁ、ここまで色々と書き連ねたが結局のところ本編で水星の様子が映像として描かれる事はなかったので、視聴者の間ではタイトル詐欺だのとネタにされている。 株式会社ガンダム(GUND-ARM Inc.) インキュベーションパーティーで御三家CEOの吊し上げに遭ったスレッタとエアリアルを救うべく、ミオリネが即興のプレゼンで設立を宣言した企業。(*13) この時はペイルとシン・セーのGUND-ARM 関連部門を買い取り、人体に無害なGUND-ARMの実現することを標榜した。 ミオリネが自身のプライドを捨ててデリングに頭を下げたこともあり、目標額の出資を得るが、 かなりの額を開発部門の買取に費やした為、地球寮とその寮生たちを強引に社屋・社員として正式な設立準備がスタート。 具体的な事業内容は、メンバーの反発と情報提供してくれたベルメリアらの思いを汲んだミオリネにより、兵器としてのGUND-ARMではなく、GUND本来の医療技術開発に決定した。 そしてそれを伝えるプロモーションビデオも制作されたのだが、その内容は…… その後、シャディクによる学生起業規則の条件追加で起業不可の危機に陥るが、地球寮vsグラスレーの決闘の結果撤回され、正式に設立された。 ちなみに余談だが、ガンダムと同じサンライズ制作のアニメ作品には既に社長が若くて学生であり、ロボットを所有する企業を描いた作品が存在している。 特に前者の方は『初代ガンダム』の後番組であるし、後者の方も手掛けた監督が後に『ガンダムX』を手掛けていたりと、ガンダムとの関係も無いわけでも無い。 ぜひ、スパロボでは『00』の監督が手掛けた「企業もののロボットアニメ」と共々これらと共演して欲しいものである。 〇技術関連 パーメット 太陽系内に偏在する鉱物から発見された元素。 個々のパーメット間で情報を共有する性質があり、パーメットを素材や推進剤などに混合させ制御する事で様々な技術が開発される。 一例として、今作におけるモビル重機はこのパーメットを活用した「パーメットリンク」により制御の簡便性や操縦性が高められている。 後述の「GUND」も、パーメットを人体に流入させて義肢や拡張身体を操作する技術である。 敢えて宇宙世紀の用語で例えるなら「サイコフレームに鋳込んであるサイコミュ用チップが天然で採掘できるようなもの」と言えるだろうか。 モビルスーツ(MS) A.S.の世界において広く運用されている巨大人型兵器。基本サイズは18m級。 上記のパーメットなどを基幹とし、パイロットの操縦を補助するAIや支援用のドローン兵器なども模索されている。 ベネリットグループやそれ以外にも多くの企業が開発を行いシェアを競っており、学園内だけでも戦闘用や訓練用など様々な機種のMSが運用されている。 宇宙では(おそらくデブリ防止の)条約により実体弾の使用が禁止されている為、武装はビーム兵器が主流(ミサイルの類は使用されている)。 作業用のモビルクラフト(過去作で言うプチモビやモビルワーカーに相当)など近似の大型重機も存在しており、総じてモビル重機と呼ばれる。 GUND-ARM(ガンド アーム) 宇宙環境で生じる身体機能障害の補助を目的とした身体拡張技術「GUND(ガンド)」を軍事転用した「GUNDフォーマット」を搭載したモビルスーツの総称。 通称「ガンダム」。 GUNDの研究元であるヴァナディース機関をオックス・アース社が買収し、GUNDを軍事転用したことで開発が始まったが、 18mもの巨体を人間とリンクさせるのは無理があり、ガンダム側から脳に逆流する情報の洪水「データストーム」によって脳に負荷がかかり、廃人化するリスクを抱えている。 搭乗者によれば「脳を直接手で触られるようなざらついた感触」と表現する独特の不快感があるとのこと。 その問題点によって世論はガンダムタイプの開発を非難する声が大きくなり、モビルスーツ開発評議会は開発の凍結を決定。 更にはデリングを筆頭とする一部過激派の独断によって開発チームが物理的に抹殺され、その開発技術は途絶えたものと思われていたが…… ●登場人物 〇アスティカシア高等専門学園 スレッタ・マーキュリー CV:市ノ瀬加那 主人公。水星からパイロット科に編入してきた2年生。17歳。 内気な性格で、学校に行くどころか同年代の人間に囲まれた環境自体初めてということもあり、話す時にどもってしまうなどコミュ障気味。 幼い頃に母から聞いた「逃げれば1つ。進めば2つ手に入る」を信条とし、若者がいなくなった水星に再び学校を作ることを夢としている。 水星から学園に来る途中、宇宙を漂っていたミオリネを要救助者だと勘違いし助けたことが回り回ってグエルと決闘することになり、 エアリアルの性能をフルに発揮して彼に勝利してホルダーとなるが、それによってミオリネの『花婿』となってしまう。 太い丸眉が特徴的で、見た目がどこかたぬきっぽいので視聴者からの愛称は「たぬき」。 ミオリネ・レンブラン CV:Lynn ヒロインであり、もう一人の主人公。経営戦略科2年。 学園内で決闘の一番の勝者であるホルダーの婚約者にされている『花嫁』。 デリング・レンブランの娘だが、自分の人生を勝手に決めようとする父に強い反感を持っている。 儚げそうな見た目に反して非常に気が強く強引な性格であり、自分の目的のために平気で他人を巻き込むタイプ。 その一方で、身内・友人と見なした者への面倒見は良く、リーダーシップに長けた親分肌。 自らをグエルの花嫁の座から解放したスレッタには、最初こそ「地球に行くまでの契約」と割り切った態度を標榜しているが、 彼女が他の男に靡いたら独占欲をむき出しにしたり、彼女を守るために会社を立ち上げるなど、実際の所かなり入れ込んでいる。 ツンとした態度とたぬきっぽいスレッタの対として「きつね」呼ばわりされている。 決闘委員会 6話で寮長の交代に伴うメンバー変更が起きているので、明言はされていないが委員は有力寮から選出されている様子。 グエル・ジェターク CV:阿座上洋平 パイロット科3年。御三家ジェターク家の御曹司。 ジェターク寮のエースパイロットで現在のホルダーという学園最強のパイロットだが、独りよがりで横暴な面が目立ち、ミオリネにも嫌われている。 一方でバイアスや色眼鏡抜きに自分自身や腕前を認められる事に飢えているフシもあり、決闘でも不正行為による勝利より腕前のみで叩き潰すことを好んでいる。 ラウダや取り巻き達には(思う所はあるようだが)チームリーダーとして振舞い、 高圧的な父親には面と向かって歯向かう事もなく、話が進むにつれて良い意味での根の単純さも垣間見える。 エラン・ケレス CV:花江夏樹 パイロット科3年。御三家ペイル社が擁立するパイロット。 苗字のケレスとは、火星と木星の間にある小惑星帯に存在する巨大小惑星の事を指していると思われる。 ペイル寮の筆頭で同じ寮生にも含め誰にも心を開かない孤高の綾波系美少年。 そのクールな容貌にちなんで一部の女子からは「氷の君」と呼ばれ人気を集めており、ミオリネからは「マネキン王子」と渾名されている。 ガンダムを駆るスレッタに対し興味を持ち、スレッタからも淡い好意を抱かれていたが…… 担当声優は『鉄血のオルフェンズ』で壮絶な最期を迎えたビスケット・グリフォンを演じている。 シャディク・ゼネリ CV:古川慎 パイロット科3年。御三家グラスレー社CEOの養子。 グラスレー寮を束ねる色男で、女性を巡るトラブルや決闘にもよく遭っているほか、寮内で才能のあるパイロット科の女子をまるでハーレムのように囲っている。 一方で決闘委員会を仕切り、学生の身でありながら義父の右腕として会社運営にも携わる、学生の中でも一際「大人」と言える男。 セセリア・ドート CV:山根綺 経営戦略科2年で決闘委員会のメンバー。ブリオン寮所属。「メスガキ懺悔室」の神様。 制服のボトムスをホットパンツ状に短くしており、それにニーソを合わせている。太腿がセクシー。そこ以外も全体的にムチムチでエロい。 かなり口が悪く、実家も太いのかグエルにもキツい物言いを平気でする。その口の悪さに一部の視聴者は性癖を開拓されている。 出番は少なめだが、あまりにも強いビジュアル等から割と序盤から視聴者人気はかなり高かった。 ロウジ・チャンテ CV:佐藤元 メカニック科1年で決闘委員会のメンバー。ブリオン寮所属。 根暗な少年で、いつも自分が改造したハロを連れており、言葉に詰まるとハロに代弁してもらったりする。 気に入られているのか何なのか、セセリアと一緒にいるシーンが多い(元々二人で決闘委員会の部屋にいることが多い影響もあると思われるが)。 ちなみに声優の佐藤元だがかつてSDガンダム等の作画を手掛けたアニメーターではなく、同姓同名の別人である。 かつてスレッタと共に占領された日本で戦っていたとかいないとか… 地球寮 他の寮が推薦企業ごとに寮があるにも関わらず、地球出身者はひとまとめにされている。 建物も古いMS用ハンガーの内部に居住区間をあつらえたもので、男女別の相部屋で総人数も少ない。 その分メンバーはクセが強い人物揃いながら団結は強い。 第8話でミオリネによる「株式会社ガンダム」の設立に巻き込まれ、何だかんだで寮生全員が社員に。 そのため地球寮が事実上のガンダム本社を兼ねることとなった。 ニカ・ナナウラ CV:宮本侑芽(第1話〜第9話、第13話〜)/白石晴香(第10話〜第12話) メカニック科2年。地球寮所属。 学園を訪れたスレッタに最初に声をかけた生徒であり、やや柄の悪い、あるいは我の強い人物が多い本作では珍しい、柔らかい雰囲気を纏った女子生徒。 スレッタが困っていると声を掛けて手助けしてくれる他、彼女がどこの寮にも所属していないと知ると地球寮に誘ったり(*14)と、好意的に接している。 基本的に笑顔、あるいは柔和な表情を崩さず、スペーシアンからのイジメも笑ってやり過ごし、チュチュたちを抑える地球寮のブレーキ役で、 一応スペーシアンであるスレッタにも上述の通り、含むところなく優しく接するなど、劇中一の良心といってもよい人物。 ただスペーシアンからのイジメ行為を笑ってやり過ごす前に、表情が見えない角度でしばらく無言で佇んでいたり、 チュチュの乱闘騒ぎに「久しぶりにすっきりした」と笑顔で言っていたりと、その内心はやや読み切れない。 更にシャディクとは密かに関わりがあったり、兵器に対するスタンスについて歯切れが悪かったりとどこか不穏な空気を感じさせていた。 彼女の裏の顔 彼女はアーシアンの孤児であり、本来アスティカシア学園に行けるようなコネも持ち合わせていなかったのだが、 「プリンス」と呼ばれる人物が用意したダミー企業の推薦で入学する事ができた。 対価として「プリンス」と「ニカの父親(という設定の人間だがニカはそれが誰なのか知らない)」と定期的に連絡を繋ぐ、連絡役として扱われていたが、 その「父親」こそ、アーシアンのテロリストグループ「フォルドの夜明け」のリーダーであった。 つまり彼女は知らぬうちにテロリストの片棒を担がされていたのである。 彼女自身は純粋に「地球と宇宙の架け橋になる」夢を抱いていたが、それを利用された事をプラント・クエタのテロ事件で知ってしまい、 更に連絡に使っていた暗号で危機を凌いだことをマルタンに見られてしまい、二重の意味で思い悩むようになる。 そして意を決してプラント管理者に通報しようとしたが「プリンス」ことシャディク・ゼネリの仲間であるエナオに捕らえられてしまい、グラスレー寮に軟禁されることに。 メカニックとしての腕は確かであり、チュチュ専用のデミトレーナーは彼女が作った自信作であるほか、 スレッタとエランの決闘時はエアリアルのためにボロボロのジャンク品からファラクトにも引けを取らないフライトユニットを作り上げた。 また知識量も豊富で頭の回転も早く、エアリアルのエスカッシャン制御システムを断片的な情報から推測できるほど。 その不穏さと名前のおかげで視聴者からは「すげえよニカは」なんて言われていたりも ちなみに、スレッタに対してまるで(優しい)お姉さんのように接しているが、彼女とは同学年である。 これに関して、ニカ役の宮本はラジオにて「スレッタは放っておけないタイプ」だと評した上で、 自身が演じるニカも自分と同じようにスレッタを「放っておけない」と感じているのではないかと語っている。 なお、2022年11月より、担当声優の宮本が体調不良によって声優業を一時休止し、療養に入ったことを受け、 第10話より、宮本の代役として白石晴香がニカ役を担当することになった。 近年のテレビアニメはアフレコの完了から放送されるまでの間隔が長い事が珍しくなくなってきている事や、1クール目の放送中に代役が立てられたのを考慮すると、 本作の収録はテレビアニメの中では比較的遅めであり、宮本が休養に入った時点で第9話までの収録が行われた事が窺える。 ファンの間では過去に演じたキャラにちなんで「宝多ニカ」「アシニカさん」と区別されているとか そして2月に公式Twitterにて宮本の体調が快方した事が報じられ、無事に第13話より復帰することになった。 チュアチュリー・パンランチ CV:富田美憂 パイロット科1年。地球寮所属。あだ名は「チュチュ」。 大変気が荒く、アーシアンを差別するスペーシアンを嫌い、よく喧嘩騒ぎを起こしているが義侠心に厚い性格。 ヘルメットを被れそうにないくらい巨大なドラッツェの肩みたいな形で、色も袖付き仕様っぽい2つの団子頭(シニョン)が特徴的で、 他の学生連中と比べるとだぼだぼで膨らんだような上着と生足という奇抜な恰好をしている。 詳細は項目参照。 マルタン・アップモント CV:榎木淳弥 チュチュの友人の少年で、経営戦略科3年で地球寮の寮長。 気弱な態度で地球出身者達のリーダーとしてはいささか頼りなく、落ち着いているニカの方がリーダーっぽく見えることもあるが、 寮長として、寮のメンバーを守ろうとする責任感は持ち合わせており、それもあってか人望は割と篤い。 担当声優は当番組の前に再放送されていたアニメの主人公を演じていた他、 ガンダム作品関連では「機動戦士ガンダムNT」の主人公のヨナ役でも知られているので「鳥になる」とか言われている。 寮長としての責任 プラント・クエタのテロ事件にてニカの行動を目撃してしまい、彼女がテロリストと関係しているのではないかと疑う。 それを確かめようとするもニカとの対話が上手くいかず、思い詰めたマルタンは誰にも相談することなくニカをプラント管理者に通報。 その後は寮長として毅然と振舞い地球寮への嫌がらせを辞めさせようとするなどの男気も見せるが、 帰ってきたミオリネの調査によってプラント管理者にニカが確保されていない(シャディクによって軟禁されているため)事を知り、自らの行為が本当に正しかったのか思い悩むようになる。 そしてカウンセリングルームへ向かい己の行為をハロ(AI)に問うが、そこに居たのは…… ヌーノ・カルガン CV:畠中祐 地球寮に所属する、メカニック科2年。 いつも帽子をかぶり、ソフトウェアに精通しているギークで、オジェロとは遊戯王の主人公悪友コンビ。 喧嘩を始めたチュチュに対して「あのバカ…!」と毒づきながら止めに行ったのが彼である。 戦争孤児だが、厳しい環境で育ってきた為か糧を得る為ならばと軍需産業に携わる抵抗感は薄い。 オジェロ・ギャベル CV:KENN 地球寮に所属する、メカニック科2年。 陽気な性格のムードメーカー。 決闘賭博に寮の生活費をつぎ込むギャンブラーでもあり、スレッタに賭けて大勝ちしたこともある。最も負けて頭を抱えるシーンも多く、勝率は低そうだが…… 一方で兵器の製造や売買に手を染める事には否定的。 またヌーノから「お坊ちゃん」と評され激高する一幕から、恵まれた出自とそのことへの負い目がうかがえる。 担当声優は本作の出演に先駆けて、ゲーム「SDガンダム バトルアライアンス」のハーネス・マーキュリー役を演じてスレッタの担当声優が演じるサクラと漫才をしている。 また『SDガンダムワールド 三国創傑伝』』、『SDガンダムワールド ヒーローズ』においても張飛ゴッドガンダムを演じていた。 ティル・ネイス CV:天﨑滉平 地球寮に所属する、メカニック科3年。 寡黙且つ、物静かな性格。寮のメンバーたちを支える縁の下の力持ち。 サポーターを求めて地球寮を訪れたスレッタにスポッターとして最初に協力を申し出ている。 株式会社ガンダム起業時はロゴの製作を担当。 グラスレー寮との決闘では盾役の一機としてザウォートに搭乗し、「メカニック科にしてはスジがいい」と評されるものの、メインカメラと武装を破壊され戦闘不能となる。 しかし、その後スポッターとしてチュチュの狙撃をサポートしチームの勝利に貢献した。 担当声優は『鉄血のオルフェンズ』ではタカキ・ウノを、 『SDガンダムワールド 三国創傑伝』、『SDガンダムワールド ヒーローズ』では孫権ガンダムアストレイを演じていた。 リリッケ・カドカ・リパティ CV:稲垣好 地球寮に所属する、経営戦略科1年。 ぽっちゃり体型だが顔立ちは整っており、朗らかで親しみやすい性格で、 一応スペーシアンであるスレッタのことも、彼女が地球寮に入寮してすぐに「先輩」と呼び親しんでいる。 1年生ながら経営・事務に関してはしっかり者で、会社設立時は実質ナンバー2として動いていた。 恋バナが大好きな他、男子生徒にはかなりモテる。 「学園の女子の多くがあまりにも癖が強い者ばかり+モブも性格ブスが多い中ではモテるのもわかる」という感想を述べる視聴者は少なくない。 アリヤ・マフヴァーシュ CV:島袋美由利 地球寮に所属する、メカニック科3年。 基本的にマイペースを崩さない感覚派で、故郷から譲り受けた占いと家畜(ヤク、ヤギ、ニワトリ)を愛する。 座る時はあぐらをかき男言葉で喋るなど、チュチュに負けず劣らずの男勝り。 占いの的中率はもはや予言の域に達している。 スレッタ相手の占いでは、彼女に兄弟がいるかのような結果が出たが…… ジェターク寮 ジェターク社子弟が集う寮。 グエルを軸に寮生の結束は固い反面、「グエルがいれば安心」とどこか封建的あるいは父権的な丸投げ盲従の様相を帯びる。 ロビーは豪勢なデザインで広々としている。 ラウダ・ニール CV:大塚剛央 パイロット科3年でジェターク寮の副寮長→寮長(グエル退寮後)。グエルの異母弟で、父ヴィムの庶子にあたる。 グエルを尊敬しその操縦技能にも信頼を置いているのだが、当のグエルは父親の影響力の強さを差し引いて周囲を見ているせいか伝わっていないらしく、両者の間で板挟みとなっている苦労人。 グエルをホルダーの座から引きずり下ろし、あまつさえ虜にしてしまったスレッタのことは相当恨んでいる様子で、 スレッタが決闘でピンチに陥った際は「堕ちろォ!水星女ァ!」と普段からは想像できないような一面を見せて歓喜し、周囲をドン引きさせていた。 以降もスレッタに対してはフェルシーとペトラが引くレベルでかなり厳しく接しているが、自分が認めた人間であればアーシアンであろうと良識的な一面を見せる。 ちなみにプラモデルの発売情報で「ディランザ(キャラクターA専用機)」という珍妙過ぎる名前の機体があったが(*15)、発売前に彼の機体だと判明した。乗った人間は違ったが。 二期に入り、父と兄を失ったことで棚ぼた的にジェターク社のCEOに内定(本人にとっては嬉しくないだろうが)。 しかし自社MSがテロに使われた事を口実にニューゲンらから嫌味を浴びせられるわ、 ランブルリングではルブリスの不意打ちで意識を失う大怪我であえなく脱落するわ……と相変わらずの苦労人っぷりである。 フェルシー・ロロ CV:高田憂希 パイロット科2年でグエルの取り巻きその1。短めのポニーテール風に髪を束ねた金髪の娘。 父親がジェターク社の幹部である模様。 グエルの事を尊敬しているが、彼が「横恋慕さん」と呼ばれた時は吹き出してしまう一面もある他、 ミオリネを煽っておいて、実際に向こうから詰め寄られると、「何よ、やる気」と言葉だけは勇ましく返したが、 態度を見ると明らかにミオリネにビビっていた事から視聴者に小動物みたいな扱いをされている。 しかしグエルへの尊敬の念は本物で、立場がどんどん悪くなっているグエルを慕うのを辞めない打算抜きのファンな様子。 総じて、よくありがちな取り巻きの女子というよりヤンキーの舎弟みたいなキャラ付けの人物。 グエルの弟ラウダの事も同じくらい大切に思っており、彼の命を事実上救ったチュチュに対してはぶっきらぼうながらも感謝の言葉を伝えていた。(*16) そしてそのジェダーク兄弟への思いが、ロボットアニメ史上でも稀な奇跡を引き起こすのであった。スパロボみたいな展開を、水星の魔女がスパロボに参戦する前にやってのけた女 ちなみに、『ウマ娘』のシンコウウインディとは、担当声優が同じで外見も似ているが偶然か意識しているのかは不明。 このせいか視聴者からは「フェルシーちゃん」と呼ばれている。 ペトラ・イッタ CV:広瀬ゆうき メカニック科2年でグエルの取り巻きその2。髪を七三分けっぽくした茶髪の娘。 もっぱらフェルシーと2人一組で行動する。 公式サイトではクールで知的な優等生タイプと紹介されている……が、やっている事はフェルシーと同じでやや小者じみている。 フェルシー同様、負け続きで立場の悪くなっていくグエルを慕うのを辞めないファンの鑑。 しかし、第二期に入ると、グエルのごたごたもあって気苦労が増えたラウダを気に掛ける描写が増えていき… グラスレー寮 グラスレー社子弟が集う寮。 サビーナ・ファルディン CV:瀬戸麻沙美 パイロット科3年。学園内外でもシャディクを補佐する才女で、他のメンバーに注意をすることもある。 レネ、イリーシャ、メイジー、エナオと共にシャディクに付き従っており、傍からはハーレムの様にも見えるが関係はほぼ対等の様子。 レネ・コスタ CV:鈴代紗弓 パイロット科2年。一見快活だが、男女で露骨に態度を変える小悪魔的性格。 「キープ」していた男子学生がリリッケにデートを申し込んだと聞いて逆恨みしていたが、あちらが即断ったと答えたらそれはそれで逆上した。 「いい男にはとりあえず声を掛ける」「目を付けた男の恥は自分の恥」というイタリア女子みたいな感性の持ち主と言えるが、 逆ギレされたリリッケにしてみれば理不尽そのものである。 前述のフェルシーとは髪や性格が似ているがグラマラスさに圧倒的に差があるため、視聴者からフェルシーの上位互換だの進化系だの呼ばれている。 イリーシャ・プラノ CV:前川涼子 パイロット科2年。気弱な性格で部屋では常にぬいぐるみを抱いている。 メイジー・メイ CV:貫井柚佳 明るくポジティブなパイロット科2年。真逆な性格のイリーシャとは仲が良い。 シャディクがミオリネを巻き込むことを承知で襲撃を指示している傍でも笑顔を保っており、 サリウスの拉致を決行した際やノレアのニカに対する暴行の際も笑っている、ある意味一番怖い子。 エナオ・ジャズ CV:若山詩音 メカクレミステリアス系のパイロット科3年。 初登場時の座禅を組む姿が某ガンダム04パイロットを彷彿とさせるとの声多数。 〇ベネリットグループ カテドラル デリング・レンブラン CV:内田直哉 ベネリットグループ総裁であり、監査組織カテドラルの統括代表。ミオリネの父。 カテドラル統括代表就任と同時にフォールクヴァングを襲撃させた張本人。 軍人として数多の戦場を経験した事から「兵器とは純粋に人を殺すための道具でなければならない。自らが引き金を引き、罪を背負う事が戦争における最低限の作法」と主張し、 敵を殺すだけでなく乗り手の命も奪うガンダムの存在を「呪い」と呼び、独断でガンダムを開発していたフォールクヴァングを襲撃させ、ガンダム開発の主要メンバーを抹殺した。 その後、元々は所属していたグラスレー社すら従える巨大企業複合体の長となったが、経営方針は冷酷そのもので、 改善の余地があろうとも「三期連続で赤字が増大し続けている」ような明らかに結果を出せていない会社は容赦なく切り捨てる。 娘であるミオリネへの態度も冷淡そのもので、勝手にミオリネを決闘の景品のように扱い、 それに反発したミオリネが脱走騒ぎを起こしても「つまらん時間を使わせるな」と会いに行こうともしなかった。 そのため娘からは会議で重役が集結している場面で公然と「ダブスタクソ親父」と罵倒されるなど修復不可能レベルまで破綻している節がある。 当然ながら敵も多く、1話からヴィム・ジェタークに暗殺を画策されるが、スレッタが決闘に勝利してホルダーが移ったため暗殺の意味がなくなるなど、 デリング自身は危機だったことすら知らなかったが、間接的にスレッタに命を救われるという奇妙な偶然に恵まれる。 当初の印象では完全な冷血漢の悪役であるが、話が進むにつれて、プライドを捨てて頭を下げてきたミオリネに「逃げるな」と釘を刺しながらも支援の手を差し伸べるなど、意外と真っ当な面も見せており、 あとなんだかんだ言ってミオリネに親父似の側面が多いことも明らかになったことで少しずつ視聴者からの評価も変わりつつある。 近年やっていたロボットアニメに声がソックリな研究所の所長が出ていたため、そちらを想起した視聴者も多い。 強引にMSをガンダムと認めた事から自称ガンダムとかガンダムに似たPT関係でいじられている。真面目に考えると恐らくGUND-ARM限定。 担当声優は『機動戦士ガンダムUC』でオットー艦長を演じている他、さらには『電子戦隊デンジマン』でデンジグリーンを演じ、 『機界戦隊ゼンカイジャー』ではSDワルドも演じている。 『いや……あれはガンダム……違うな、ダイデンジンは知っているぞ、昔あれと縁があったからな』 ラジャン・ザヒ CV 花輪英司 監査組織カテドラルに所属するデリングの右腕。 『PROLOGUE』ではドミニコス隊で指揮官を務めていた。 デリングとその妻ノートレット、そして夫妻が推進していた計画の内容を知る人物であり、その計画を話したミオリネには「貴方は貴方です」と諭している。 ケナンジ・アベリー CV 上田燿司 『PROLOGUE』時点のドミニコス隊所属のパイロット。搭乗機はベギルベウ。 ヴァナディース機関を強襲し、ガンダム・ルブリス量産試作タイプの1機を撃破し、その後のガンダム・ルブリス相手にも左腕を奪うなど優れた腕前を持つ事が窺える。 その戦闘自体はナディム・サマヤ搭乗のガンダム・ルブリス量産試作タイプの特攻により決着がつかず、本機に止めを刺すに留まっている。 台詞が少なく本編ではしばらく登場しないので影が薄く、本項目が充実する中で忘れ去られたかのようにキャラクター一覧に載っていなかった。 そして、第11話でドミニコスの指揮官としてようやく本編に登場…したのだが、 すっかり中年太りして変わり果てた姿になっており、部下達からもかつてはパイロットだったことを信じられていない始末。 一方、そんな彼らにも冗談めかしに窘めるなど、単なる冷徹な戦士と言うだけではない、物腰柔らかな面も見せる他、 終盤、スレッタたちの協力を仰いだ際には、「責任は大人に取らせなさい」と自らが全ての責任を負うことを宣言したり、護身用の銃をベルメリアにだけ渡し「学生に渡すわけにもいきませんから」と諭すなど、大人としても出来た人物。 担当声優は「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」にてガンダムに潰されるウォルドを演じていた。 グラスレー・ディフェンス・システムズ サリウス・ゼネリ CV:斧アツシ 御三家「グラスレー社」のCEO。シャディクの養父。 病身の身なのか鼻にチューブを伸ばし、常に車いすに乗っている老人。 養子であるシャディクとの関係は、本当の親子のように良好…とまでは言えないが、 現状描写されている限りでは互いにビジネスライクな部分はあれどそれ故に険悪でもないように見える。 毒親だらけの本作では、真っ当な親子とまでは言えずとも、悪くない関係を築けているようである。 …だが一期終盤からの展開を見ると、胸中に秘めた野望を気付かれないようにシャディクがサリウスに合わせていたとみるべきかもしれない。 サリウスの側もシャディクが暗躍している事に薄々感づきながらも高く評価していたようで、 彼の出自についてもその野望を耳にするまでは忘れていたかのような素振りをしていたほど。 デリングと並んでアーシアンに対する差別意識が見受けられない大人の1人であり、 この二人が実質的にトップを務めていたのでアスティカシア学園は外の世界に比べるとかなり対立感情が緩和されていたとみるべきか。 かつてはデリングの上司だったが、現在はベネリットグループの傘下となっている。 『PROLOGUE』にも登場していたが、その際、部下からデリングがフォールクヴァングを襲撃させた件を報告されたのか、 信じられないものを見るような目をデリングに向けていた。 本編では序盤からスレッタ親子の素性を訝しんでおりシャディクに調査を依頼している。 そして7話から本格的に行動を開始。 同話では「ペイル社がGUND-ARM開発を公表し開発チームごと破棄を宣言させる」ことと引き換えに、 「エアリアルもGUND-ARMである証拠を突きつけさせる」「プロスペラはジェターク社との密談で動きを取れなくする」社会的な公開処刑を演出する。 ミオリネの機転で公開処刑はどうにか回避するも、ミオリネによる「株式会社ガンダム」起業に手を貸したデリングへ「やはり認めたな、ガンダムを…」と思わせぶりなセリフを吐いていた。 SEASON2では重体になったデリングに代わり総裁代行としてランブルリングの立会いを行うが、 乱入者達の暴虐によって大混乱の最中にシャディクの命を受けたメイジーとイリーシャによって拉致されてしまう。 その後はシャディクによって軟禁されてしまった様子。 担当声優は『鉄血のオルフェンズ』でナディ・雪之丞・カッサパを演じていた。 ジェターク・ヘビー・マシーナリー ヴィム・ジェターク CV:金尾哲夫 御三家「ジェターク社」のCEO。グエルとラウダ兄弟の父。 剛腕を振るう野心家で、息子たちや社員はもちろんその子弟のジェターク寮生たちも逆らえない。 おまけにその挙動が息子たちのプライドを傷付けている事にも気付かぬ鈍感さも併せ持ち、息子達からは複雑な心境を抱かれている。 作中では「ミオリネの婚約者であるグエルをベネリットグループ総裁に据えるべく、デリングの暗殺を画策」、 「グエルを勝たせ婚約者(≒次期総裁)に戻すために、スレッタとの再戦時は独断でダリルバルデに意思拡張AIを搭載し、かつジェターク寮生による裏工作を指示」と暗躍。 しかし「グエルの予定外の敗北で前提がひっくり返ってデリングの暗殺は中断」「ミオリネによる工作阻止とグエルの反抗でダリルバルデも敗北」といずれも成功せずに終わっている。 特にダリルバルデに積んだAIはグエルもスレッタもグエル自身より劣る腕前と分析するポンコツで足を引っ張っている始末。 そしてグエルがエランと勝手に決闘を行い3度目の敗北を迎えたことで遂に堪忍袋の緒が切れ、 グエルへのすべての支援を打ち切り、事実上の勘当を告げた上、「学費は払ってやる」と宣告しつつジェターク寮からも追い出した。 基本的に毒親ではあるものの、「グエルのホルダー奪還がスポンサーからの融資に関る」という大人の事情は告げておらず、 息子を勘当し寮からは追放しつつも「卒業までの学費は払う」(*17)と、 グエルに対して最低限は親という庇護者の責任は果たそうとしている。 それゆえ「子供を道具としか見ていない」デリングやプロスペラ、ペイル社のエランに対する扱いなど度を超えた毒親たちと比べると、 視聴者からは「それまで登場した中で彼が一番まともな親なのではないか」との声も。 とはいえ息子を直視せず独りよがりな庇護で振り回す毒親なのは間違いないが…… ついでにペイル社は論外として他の親達(特にプロスペラとサリウス)もちゃんと子供を愛していた事が後々描写された事で相対的に株が下がる事態に そもそもエラン戦はスレッタのことを思うあまり謹慎中なのに周囲の反対を押し切り、弟の機体を持ち出してまで決闘を受けたグエルの暴走にも相当な問題(*18)があるので、ヴィムの激怒は至極当然の帰結である。 むしろ不憫なのは容赦なく陰謀に巻き込まれるラウダ すれ違い続ける父心 12話で彼自身もMSパイロットとしてかなりの腕前を持つことが判明。 しかし「CEOとなってもMSパイロットとしての意地を優先」という姿勢や、穴だらけの勢い任せのデリング暗殺計画が全て裏目に出て、息子に最悪の十字架を背負わせることになってしまう。 二期開始前には「正妻(グエル母)と愛人(ラウダ母)の両方が子供を手放し彼の元から逃げた」「幼少時の息子たちとの仲は良かった」事が明かされている。 腹違いの息子たちを分け隔てなく愛していた点だけを見ればよい父親だったのだろうが、 一方で妻と愛人が結託して逃げ出す辺り、夫・伴侶としてはかなりダメだったのではという声も。 ペイル・テクノロジーズ ニューゲン、カル、ネボラ、ゴルネリ CV:勝生真沙子(ニューゲン)、小宮和江(カル)、沢海陽子(ネボラ)、斉藤貴美子(ゴルネリ) 御三家「ペイル社」共同CEO(4人で1枠)。 全員が同じ服装、圧が強い顔、かつ短く刈り込んだ坊主頭という特徴的な格好の老婆たち。4人が並び立つ様はさながらタケモトピアノの後ろの人のようである。 大体いつも4人一緒だがニューゲンはリーダー格らしく若干出番やセリフが多め。その他は一番重そうなのがカル、パワー型なのがゴルネリ、バイザー装着がネボラ。 エアリアルの技術に興味を持ち、プロスペラに技術提供を求めるなどGUND-ARMの開発を進める気満々で、 そのために強化人士の使い捨ても厭わないなど、御三家の中でも異質な非道さを持つ。 ちなみにニューゲンの担当声優は『機動戦士Ζガンダム』のレコア・ロンド、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』のロンド・ミナ・サハクも演じていた。 ベルメリア・ウィンストン CV:恒松あゆみ ペイル社所属の女性技術者。 その正体は「PROLOGUE」におけるヴァナディース機関の生き残りで、プロスペラの当時の後輩。 同時にGUND-ARM技術を受け継ぐ「魔女」のひとりであり、強化人士の管理やガンダム・ファラクトの開発に携わっている。 ペイル社でのGUND研究をプロスペラから「ヴァナディースの遺志を継いだ」と評されるも、 実際はヴァナディース壊滅後の生活の糧を得るため現在の地位に甘んじており 非人道的に使われる4号たち強化人士に同情と罪悪感を抱きつつも社に従っている。 そのような背景から、娘のスレッタをガンダムに乗せるプロスペラに苦言を呈するも、 涼しい態度を崩さない彼女にベルメリア自身も強化人士への扱いに加担している点に言及され、何も言い返せなくなっていた。 後にスレッタに敗北した4号を情け容赦なく廃棄処分することを決定したCEOたちに対しては、 4号の功績と経験を踏まえて助命するか、せめて経験を他の強化人士にフィードバックすべきだと直訴したが…。 地球寮で株式会社ガンダムが始動するといつの間にかファラクトそっちのけで地球寮に入り浸っていた。 強化人士と彼女の関係 実は強化人士はヴァナディース時代のベルメリアが発案したプラン(*19)であった。 ただ、「人を過酷な宇宙環境に適応させる」事が目的のGUNDを「健全な肉体を改造する」ことで人体に適応させるという、 言ってみれば手段と目的が逆転した本末転倒な内容からカルド博士から認められなかった。 しかし、彼女は「GUNDの未来を見たい」という理想と自身のプランを捨てきれず、ペイル社に流れ着いて実行させてしまった。 本人曰く飼い殺しになるしかなかったとの事だが、当人の意思・立場はどうあれ、強化人士計画に加担していたのではなく自ら積極的に主導していた事になる。 当人はその事実をプロスペラに指摘されて精神が不安定になるなど、良心の呵責を感じている節は見られるが、 よりによってエアリアル奪取に失敗し激痛に苦しむエラン(5号)の目の前で自身の理想を口にした際には、彼に殴り飛ばされ、その矛盾を痛烈に批判される。 その後は一度は拒んだプロスペラへの恭順を示しているようだが…… 「犠牲者を哀れみ、若者たちを応援する常識人」ではあるが、「アレコレ理由を付けて理想の為に禁忌を踏みにじってきたマッドサイエンティスト」であり、 「良心も理想や自身の得意分野も捨てきれず、後悔と自己愛混じりの嘆きを吐きながら子供を食いつぶし自分の理想を目指す毒親」。また毒親だよ それを踏まえると上に挙げた「ヴァナディースの遺志を継いだ」というプロスペラの言葉も「ペイル社でのGUND-ARM研究の全貌を察したプロスペラによる皮肉」と見るべきだろう。 実際、終盤では自分の罪と向き合い、償うことを決めたニカから、罪悪感を見せつつもスレッタを死地に向かわせようとする態度を痛烈に批判されている。 担当声優の恒松あゆみはガンダムシリーズにちょくちょく出演しており、特に有名な役は『00』のマリナ・イスマイール(ヒロイン)。 ベルメリアはガンダムシリーズで恒松が演じた名ありの役としては6人目となる。また幸薄そうな女性の役である ちなみに恒松はガンダム主人公の母親役を演じる事に定評のある人だったりもする。 シン・セー開発公社 プロスぺラ・マーキュリー CV:能登麻美子 ガンダムシリーズお馴染みの仮面枠(*20)。 スレッタの入学を推薦した「シン・セー開発公社」(*21)のCEOにして、 エアリアルの名目上の開発責任者であり、スレッタの実母でもある。 ヴィム曰く「3年前のCEO就任」で、グループの末席に近い同社を前任のCEOから引き継いだと思われる。 「水星の磁場の被害で半身を失った」と称し、右腕にGUNDらしき義手を付け仮面を被るが、 スレッタと通信する際に晒した素顔にこれといった欠損や傷痕は見られない。 飄々とした態度とあからさまに怪しい仮面、底知れない思惑から、周囲と視聴者からは怪しまれているが、 スレッタはもちろん、彼女の『家族』であるエアリアルも「自慢の娘」と言って憚らないなど、親子仲は良好な様子。 ゴドイ CV:青山穣 表現しがたい髪型と仏頂面が特徴のプロスペラの部下。彼女の側近らしく、スレッタとも顔見知り。 ちなみに担当声優は『鉄血のオルフェンズ』でトド・ミルコネンを演じていた。 〇宇宙勢力 宇宙議会連合 フェン・ジュン CV:渡辺明乃 宇宙の運び屋を装った恰幅のいい中年女性で、宇宙議会連合の諜報員。 単なる諜報だけではなく調停役でもあるらしい。紆余曲折あってミオリネと協力関係を結ぶことになる。 グストン・パーチェ CV:柳田淳一 フェンとコンビを組む操舵士。 〇地球勢力 フォルドの夜明け 荒廃した日本の学校跡地(*22)に拠点を置く、地球の反スペーシアン武装組織。 シャディクと密かな繋がりを持っているが、プラント・クエタのテロ事件以降は彼に切り捨てられたかのような描写が目立つ。 拠点は戦乱の中で焼け出された避難民のキャンプであり隠れ蓑でもあるが、避難民側とは持ちつ持たれつの協力関係にあった。 技術力の高いメンバーもいるが、物資に関しては心もとない模様。 学園のテロ事件後には何者かの手によって情報がリークされたのか二つのテロの首謀者(*23)だと大々的に報道されてしまい、 ベネリットグループによる報復攻撃を受け拠点は放棄、事実上の壊滅状態に陥ってしまった。(避難民と一部のメンバーは脱出に成功している) ソフィ・プロネ CV:井澤詩織 ガンダム・ルブリス・ウルのパイロットを務める少女。 我儘で好戦的な性格で、人命を奪うことも全く罪悪感を持っていない。エアリアルとスレッタに興味を持っている。 フォルドの夜明けと行動を共にしており避難民やグループの子供達から人気は高かったらしいが、 彼女とノレアは生え抜きのメンバーではなく、ガンダム諸共どこかの組織から派遣されてきたようだ。 二期ではシャディクの手引きでアスティカシアに編入、スレッタを姉と呼んで振り回す。 ちなみに中の人は『ガンダムUC RE 0096』の後番組で放送された番組のロボットを演じていた。 ノレア・デュノク CV:悠木碧 ガンダム・ルブリス・ソーンのパイロットを務める少女。 ソフィのバディをつとめる厭世的なダウナーキャラ。 我儘なソフィのストッパーだが奔放な彼女に振り回されることも多いうえ、スペーシアンへの強い憤懣からソフィとは別方向に過激。 二期ではソフィとともにアスティカシアに編入。希望に満ちた学園の様子を「反吐が出る」と吐き捨て、ニカを「現実を舐めている」と評していた。 エラン・ケレスと会話する場面が多い。彼女曰くは「ムカつきますね」との事。 ちなみに中の人は『ガンダムビルドファイターズ』でキララを演じており、そこでもガンダム(外見はガンダムっぽく無いけど)に乗っていた。 また、自他共に認めるオタクであることもあってか、いち視聴者としても『水星の魔女』を楽しんでいるらしく、 自身の演じるノレアの相棒であるソフィに思い入れが強い様子なども見せている。 ナジ・ゲオル・ヒジャ CV:楠大典 「フォルドの夜明け」のリーダーである、ゴツい髭面の中年男。 大物の殺害依頼も平然と商談を進める図太さを持つ。 「ニカの父親」という設定で彼女と連絡を取るという名目で「プリンス(シャディク)」とやり取りしていたが、情報漏洩を防ぐためかニカ自身は彼が何者なのかは教えてもらえなかった様子。 グリスタン・ディンバリ CV:佐々木義人 「フォルドの夜明け」の参謀役。 オルコット CV:三上 哲 「フォルドの夜明け」のMS部隊指揮官。過去に訳ありらしく、私物はほとんど持っていない。 メンバーの中でもMS戦闘技術は群を抜いており、15話ではその卓越した戦闘技術を見ることができる。 実は元ドミニコス隊のメンバーであり、ケナンジ曰くは「変わり者」。 自身の信義を貫き、スペーシアンながらアーシアンに協力していたが裏切られて襲撃され息子を失った、とケナンジは回顧している(真実かは不明)。 その他 ノートレット・レンブラン 今のところ他キャラの台詞のみに出てくる存在でミオリネの実母であり既に故人。ミオリネがトマトの栽培をしていたのは彼女の影響である。 しかし生前に夫のデリングと自分達の命が危機にさらされていることを承知の上での約束をしていたり、本作の根幹に関わるとある計画の立案者だったりと鍵を握る人物。 彼女曰く「ずっとクソ親父の政略結婚だと思っていた」とのことで、一軍人であるデリングが大企業グループの総裁まで上り詰めたことを鑑みると或いは名家の出なのかもしれない。 〇PROLOGUE 本編以前の物語であり、「ガンダム」が禁忌の技術として封印されることになった「ヴァナディース事変」について語られる。 本編開始以後長らくこのエピソードが本編の何年前の出来事であったのか明言されず、本作の大きな謎の1つになっていた。 「21年前のヴァナディース事変」というフレーズは6話で出てくるのだが、そもそもPROLOGUE=ヴァナディース事変という確定すらなく、 15話放送後に公式サイトにようやく掲載されたケナンジ・アベリーのキャラ紹介にて、PROLOGUE=本編の21年前に発生したヴァナディース事変 であると明言された。 エリクト・サマヤ CV:市ノ瀬加那 ルブリスのテストパイロットである母・エルノラと、オックス社の技術者である父・ナディムの娘。愛称は「エリィ」。 髪の色や丸眉など、スレッタとよく似ているが、上記の事情ゆえ長らく同一人物か否か判然としない構成になっていた。 詳細は個別項目を参照。 エルノラ・サマヤ CV:能登麻美子 ヴァナディース機関の研究員であり、ガンダム・ルブリスのテストパイロット。エリクトの母。 右腕がGUNDの義手になっており、命を救ってくれたカルド博士に協力してGUNDの技術の推進に尽力している。 しかし、ドミニコス隊の襲撃によってカルド博士は命を落とし、自身も最後まで戦おうとするが、 ナディムの説得でエリクトを生かすためにルブリスでフォールクヴァングから脱出した。 前述の通り、右腕の義手や担当声優が同じである事からプロスぺラの正体ではないかと視聴者から指摘されているが、果たして彼女との関係は… ナディム・サマヤ CV:土田大 オックス社から出向しているガンダム・ルブリスの開発マネージャー。エリクトの父。 世論の反発が強まる中、ガンダムの完成を焦るオックス社の上層部がルブリスを無理矢理ロールアウトさせ、エルノラ達に負担をかけている事を申し訳なく思っていた。 フォールクヴァング襲撃では自身もルブリス量産試作モデルに乗り込んで戦いハイングラ部隊を圧倒するものの、 ガンダムであるが故にベギルベウのアンチトードの前では全くの無力であり、一転して追い込まれてしまう。 それでもエリクトとエルノラを逃がすために執念を見せてパーメットスコアを4まで上げ、ベギルベウに突撃を仕掛ける。 しかしその無理が祟り、朦朧とした意識でエリクトへのバースデーソングを歌いながら力尽きた。 なお、眉毛が特徴的な太さでエリクトの父であると一目瞭然な容姿をしている。 中の人は「機動戦士ガンダム サンダーボルト」にて傷病兵を機械化してMSに組み込むリユース・P・デバイスを研究していた外道、J・J・セクストンを演じている。丁度真逆の立ち位置 カルド・ナボ CV:一城みゆ希 ヴァナディース機関の代表であり、GUND理論の第一人者。 過去に右腕を失ったエルノラの命をGUNDを施し救った事から彼女から「先生」と慕われ、その娘であるエリクトも「ばあば」と呼んで懐いていた。 GUNDの技術は過酷な宇宙で人間が生きていくために必要なものと考え開発に尽力していたが、スポンサーの意向による軍事転用で「呪われたMSの開発者」のレッテルを貼られることになる。 当人も兵器開発は本意ではなかったようだが、人類の未来にGUNDの必要性を確信し研究継続のためGUNDフォーマットの開発を行っていた。 フォールクヴァング襲撃時に最重要ターゲットとして銃を向けられるが、他メンバーと異なり直接的な死亡描写が描かれず直後の通信で死亡をほのめかすにとどまっている。 ●メカニック 本作のMSは人体を模したジョイントをEMT(電動モーター)で駆動させる構造を持つ。 また設計に関しても開発会社が異なっても基本的に同じ規格を有する。 過去作同様複数のデザイナーが参加しており、各企業ごとに担当デザイナーが分けられてデザインされている。 今作ではビームの色は出力や機体の仕様で分けられており通常実戦用がピンク、GUND-ARM採用機の実戦用が青、決闘用の低出力仕様が黄緑である。 ○シン・セー開発公社製 メカニックデザインはJNTHED氏が担当。量産機はなく、現状確認されているのは一機のみ。 XVX-016 ガンダム・エアリアル 主人公機。スレッタの母、プロスペラが水星で秘密裏に開発し、スレッタが水星から学園に持ち込んだモビルスーツ。 学園には「エアリアル」で登録している。 『ゆりかごの星』によれば、どうやら明確な意思があるらしく、スレッタの事も大事に思っている。 詳細は個別項目を参照。 ○ジェターク社製 メカニックデザインは形部一平氏が担当。 近接格闘戦に特化したような特徴の機体が多い。 MD-0032G ディランザ(グエル専用機) ジェターク社の汎用MS「ディランザ」のカスタマイズ機。 通常のディランザと異なるマゼンタ色のド派手なカラーと、何の意味があるのかわからないブレードアンテナの羽根飾りが特徴(*24)。 とにかく派手でグエルの見栄っ張りがよく現れた外見。 詳細はグエルの項目を参照。 MD-0031 ディランザ ジェターク社製の汎用MS。 パワーに優れた重量級機体だが、状況に合わせて要素を追加させる設計方針をもつ。 武装専用はジェターク製MSの共通装備であるカートリッジ式ビームライフル、接近戦用のビームトーチ、 胸部左右に固定装備された牽制用のビームバルカン2門、装備数と種類をカスタム可能なウェポンドック兼用の肩部シールド。 MD-0064 ダリルバルデ ジェターク社による第5世代実証機であり、再度の決闘に際して父から与えられた最新鋭試作機。グエルのパーソナルカラーの赤が基調になっている。 詳細はグエルの項目を参照。 MD-0031L ディランザ(ラウダ・ニール機) ディランザのカスタマイズ機だが、グエル専用機に比べ機体本体への改修点は少なく、カラーリングも一般機と同一。 ただし全く一般機のままという訳ではなくラウダの操縦特性に合わせたセッティングがなされている模様。 またオプションにて一般機との差別化が図られ、左肩のみの小型シールドが両肩の大型円形シールドになり、巨大な実体斧を携行している。 作中では本来のパイロットではなく、決闘禁止令が言い渡されていた(ネタバレ)が半ば無断で借用した。 詳細は上の(ネタバレ)の項目を参照。 MD-0031UL ディランザ・ソル ディランザの実戦投入仕様。大型シールドを両肩に装備し、バックパックにはミサイルランチャーが搭載されている。 第4話にて地球でのデモ鎮圧に用いられた他、12話ではテロ鎮圧のためCEOであるヴィム・ジェターク自らが搭乗する。 MD-0021 デスルター ジェターク社制作のMS。ジェターク社の関知していないルートを通じてアーシアンによる反スペーシアン組織『フォルドの夜明け』が入手、複数使用している。 外見はディランザと比べると細身であり、宇宙世紀のMSであるジムやジェガンを彷彿とさせる。 グエルによると既に旧型の機体であるらしく、現在は生産を終了しているという。それが事実であれば宇宙世紀で言うところのザクⅠのような存在なのかもしれない。 次世代コンセプトモデル ヴィム・ジェタークCEOが密かに開発を行っていたMS。「新型ドローン事業の一環」であるという。 その正体はシン・セー社(プロスペラ)が技術提供を行った『ガンダム・シュバルゼッテ』。 ○グラスレー社製 メカニックデザインは海老川兼武氏が担当。 対GUND−ARM搭載機用の特殊な兵装を持つ機体が多く、集団戦闘に特化した機体が特徴。 CEK-040 ベギルベウ 『PROLOGUE』に登場したグラスレー社が開発した機体。 有線式遠隔操作端末「ノンキネティックポッド」にはパーメット・電子対抗装備の進化系となる非運動エフェクターを搭載し、 これによってGUNDフォーマットリンクを妨害する「アンチドート」を発生させ、効果範囲内のガンダムを無力化する実質的な対ガンダムMS。 フォールクヴァング襲撃の際に投入され、2機のルブリス簡易量産型を一瞬にして無力化し、 ルブリスも機能停止させて破壊しかけたが、ナディムによってポッドを破壊され、その特攻でルブリスを取り逃がした。 CCP-068 ハイングラ グラスレー社の量産型MS。 武装はビームライフル、背部のビームサーベル2基、左腕に装備するシールド。 ベギルベウの随伴機としてフォールクヴァング襲撃の際に複数機が投入されるが、 ガンダム・ルブリス量産試作モデルには軽くひねられ、起動したルブリスには三機まとめて瞬く間に撃破(ろうそくの火に)された。 CFP-010 ハインドリー グラスレー社の量産型MS。 専用武装としてハンドガンとランスが組み込まれたランタンシールドを装備している。 以下ネタバレ注意 初期から公式サイトに掲載されプラモデル発売も早くから決定していた本機だが、第一クール中の出番は一切なし。 下記の派生型ハインドリー・シュトルムの方が(量産型ガンキャノンくらいには)出番があったのに。 Season2ではランブルリングにてレネとザビーナが搭乗。 仕込み故二人が本気だったかは疑わしいが、エアリアル相手に一歩も譲らない戦いを繰り広げ、その後の戦闘でも実質無傷で凌ぐなど本作の決闘用MSの中では割とマシな活躍をしている。 CFP-013 ハインドリー・シュトルム ハインドリーの実戦投入仕様。ビームライフルタイプの兵装とシールドで武装した中・長距離戦闘対応。 機体外装のほとんどはハイングラから継承している。 第4話でのデモ鎮圧に用いられた。 第7話ではインキュベーションパーティーの会場に非武装型の本機が展示されていた。 第15話ではフォルドの夜明けを制圧するためにザウォートヘヴィと共に2機投入され、仕込みの爆薬を耐えきって一撃で相手MSを沈黙させるなど活躍するが、 1機は捨て身のミサイル攻撃で、もう1機はオルコットによって力業で真っ二つに切り裂かれて爆散している。 CFK-029 ミカエリス シャディクが搭乗するMS。 白い騎士を思わせる外観で、左手甲のショートシールド内に仕込まれたビームサーベルのほか、右腕が展開式の多目的武装「ビームブレイサー」になっている。 ビームブレイサーはビームサーベル、ビームライフル、ビームクローの機能を有しているだけでなく有線式遠隔操作端末も兼ね、変則的な軌道で奇襲を仕掛けることもできる。 更に隠し球として対GUNDフォーマット兵器である「アンチドート」も展開できる。 いわば指揮官機に当たるような機体であり、突出した性能はあまり無いが、下記のべギルペンデとの連携による集団戦闘で追い詰めていく。 CEK-077 ベギルペンデ サリウスがミカエリスと共にシャディクに5機送ったMS。 いわばべギルベウの量産型で、頭部や手足の形状がほぼ継承されているが、カラーリングは紫と赤の毒々しいツートンカラーとなっている。 近接武装としても使用可能な大型シールドと、バックパックには展開してアンチドートを発動する機能が備わっている。 アンチドート以外の武装はライフルとサーベル、脚部に備わったクロ―と比較的オーソドックスなもの。 突出した性能では無いが、複数機による連携や、集団で追い詰める戦法に特化した機体である。 12話のプラント・クエタにおけるテロリスト襲撃に際しデリングを救出すべく4機が実戦投入(*25)され、 ルブリス・ウルに対してアンチドートを仕掛けるものの、バーメットスコアを4まで上げたルブリス・ウルには全く通用せず、あっさりと全機爆散してしまった。 20話ではドミニコス隊に配備された機体が登場。GUND-ARM搭載機体との交戦だったがアンチドートは使わずじまいだった。 僚機との連携が難しい状況故か、プラント・クエタでの一件でアンチドートに疑問符が持たれたのかは不明。 ○ペイル社製 メカニックデザインは稲田航氏が担当。 機動力やスピードに優れているのがペイル社のMSの特徴であり、劇中でもその事が評判となっている。 F/D-19 ザウォート ペイル社製MS。ザウートじゃないよ。 軽量の機体に各所に配置されたスラスターによって単独飛行を可能としている。さらにオプションと思われるバックパックの大型推進ユニットによって自由度の高い飛行が可能。 反面、軽量化のために防御力は犠牲になっているが、後述のザウォートヘビィの描写から察するに実弾アサルトライフル程度なら難なく防げる対弾性はある模様。 サブフライトシステム「ティックバラン」との連携で作戦行動範囲を広げることが可能。 第5話でのモブキャラとの決闘においてエランが使用。3対1という圧倒的な不利な状況でさえも見事に勝利してみせた。 ちなみに当初公式サイトに形式番号が掲載されず、第2クール目に入ってからようやく表記されるようになった。(*26) 飛行ユニットは下記のヘヴィの様に火器ユニットへの換装が可能。 第9話では地球寮にペイル社から4機貸し出されるも、乗っていたのが戦闘が本職ではないメカニック科と経営戦略科のメンバーだった上に、 そもそも対戦相手が最新鋭機のベギルペンデに搭乗、しかも全員がパイロット科の上位ランカーという化け物じみた強さのチームだった為、全く歯が立たずに即座に撃沈。 この際の描写から勘違いするかもしれないが、単純なスペックならチュチュのデミトレーナーを上回る普通に優秀な機体である。むしろファラクト貸し出された方が困っただろう ただ、大型推進による強烈なGとかなどを考慮するとMSの操作に慣れていない素人にとっては、デミトレーナーと比べると扱いにくい機体であろう。 F/D-20 ザウォート・ヘヴィ ザウォートの実戦投入仕様。 ビームライフルがロングバレルとなり、飛行用のスラスターユニットがオプション装備のミサイルランチャーとビームキャノンに換装されている。 ちなみにティックバランで飛行するザウォート・ヘヴィを遠景から映したカットではオプション装備が一切施されていない(ように見える)機体がいるが、作画のミスかは不明。 第4話でのデモ鎮圧に用いられた。 15話ではハインドリー・シュトルムと共に実戦投入されておりフォルドの夜明けの機体との性能・戦術面での力量差を見せつけるも、オルコットによって2機とも撃破されている。 余談だが戦闘中の1カットが最近シリーズ最新作が10年振りに発表されたアレのゲーム画面にそっくりだと話題になった。ミサイルをパージするところとかはどっからどう見てもACである。 FP/A-77 ガンダム・ファラクト エラン・ケレスが搭乗するMS。エアリアル同様に登録名称は「ファラクト」。 ブラストブースターとGUNDフォーマットを用いた慣性制御によって大幅に飛行性能が向上しているが、 エアリアルと異なりデータストームの欠点を抱えた従来のGUNDフォーマットを採用しているため、強化人士による操縦を必要とする。 詳細はエランの項目を参照。 ○ブリオン社製 メカニックデザインは海老川兼武氏が担当。主に民間用や警備用などの戦闘以外の目的に使用される機体が多いのが特徴。 MSJ-121 デミトレーナー アスティカシア学園での訓練用MS。 頭頂部のブレードアンテナはオプション仕様であり、決闘時のみ追加装備される。 MSJ-105CC デミトレーナー チュチュ専用機 チュアチュリーが搭乗する初期型デミトレーナーのレストア機。 懐事情が厳しく、最新ロットのデミトレーナーすら入手できない地球寮の面々が旧式の機体を改造したものであり、ニカの自信作らしい。 通常機と比較すると、主兵装の大型ビームライフルと頭部の単眼型バイザー、 太もものスラスターとかかとのローラーダッシュ、更に左肩に装甲を偏重させた左右非対称の外観が特徴。 チュチュが好むインファイトスタイルでは最新鋭機に太刀打ちできないため、(チュチュ的には不本意ながら)射撃と機動力に特化させた改修による一撃離脱戦法をとる。 グラスレー寮との決闘で大破するが例によって修繕費が乏しく、未改修の同型デミトレーナーのパーツでレストアされ(武器もビームガトリングガンに代わっている)、ランブルリングに投入される。 苦肉の策で作られた機体だが、チュチュなりに気に入っているのか彼女はずっとこれに乗っており、 また旧式という事も幸いしてか企業扱いになったり接収されたりしても18話現在では常にチュチュの元に戻ってきている。 しかし残念ながら第20話で破壊された。その際にチュチュは割と悲しんでいたことから、やはりお気に入りだったようだ。 MSJ-OP122 デミギャリソン デミトレーナー(デミシリーズ)の戦闘特化型。スラスターの増加やアンテナの増設、追加パーツによりやや厳ついデザインになっている。 太ももやバックパックなど、一部の形状がチュチュ機と同じである。 フロント管理社で警備用機として正式採用されており、2話で「GUND-ARM」の嫌疑がかけられたエアリアルの回収、並びに操縦者であるスレッタを拘束するにあたって3機が登場した。 16話でも厳戒態勢にあるアスティカシア学園の警備に登場。学園用のデミトレーナーが歩き回る光景がこれに差し変えられており、平和な学園が変わってしまった事を印象付ける。 MSJ-R122 デミバーディング デミシリーズの系譜に属する新型モビルスーツ。予算度外視で製造されたコンセプトモデル。 ○オックス・アース社製 メカニックデザインはJNTHED氏が担当。 XGF-02 ガンダム・ルブリス 『PROLOGUE』においてフォールクヴァングで開発されていた機体。 エルノラをテストパイロットとして起動テストが進められていたものの、結果は芳しくなかったが、 フォールクヴァングで母と共にルブリスに乗り込んだエリクトによって起動に成功した。なぜエリクトだけが起動させられたのかは不明。 カルド博士はルブリスをただの兵器としてではなく、宇宙で生きていくための新たな肉体、人類の可能性を開くGUNDの未来として開発していた様子。 戦闘で左腕を失いエルノラとエリクトを乗せて離脱したが、その後どうなったのかは不明。 その後、宇宙の過酷な環境に耐えられなくなっていたエリクトの命を繋ぐため、ルブリスを使った事がプロスペラの口から語られている。 その発言のあと「エアリアルとして、ね」と続くので、このルブリスを改修したのがガンダム・エアリアルであると概ね考えられている。 XGF-01 ガンダム・ルブリス 量産試作モデル 名前の通りのルブリスの量産試作機。プロローグのフォールクヴァングに2機配備されていた他、ニュース映像には(実物かは断定できないが)3機確認できる。 フォールクヴァング襲撃事件においてハイングラに対して圧倒的な性能差を見せつけるものの、ベギルベウのアンチトードの前には全くの無力であり2機共大破。その後はどうなったか不明。 詳細はこちらを参照。 ○???製 メカニックデザインは柳瀬敬之氏が担当 EDM-GA-01 ガンダム・ルブリス・ウル EDM-GA-02 ガンダム・ルブリス・ソーン ガンダムの名を持つMS。 かつてフォールクヴァングで開発されていたガンダム・ルブリス量産試作モデルから発展した機体で名を継承しているが、 21年もの年月が経っていることもあってかGUND-ARMの基本コンポーネントしか原型機のものは使っておらず、それ以外はほぼ別物。 なので外見は曲面を多用していたルブリスとは全く違う直線と平面を多用した外見で、 頭部には額のブレードアンテナや細く水平なカメラアイ、赤い頸部といった、試作型にはなかった所謂「ガンダム顔」の特徴が見て取れる。 GUND-ARMのメリットを最大限に活かすためか、両機とも機体各部に多数のバーニアを備える。 ウルは青緑色の装甲色で、ガトリング砲とシールドを組み合わせたような兵装を所持し、重装甲型・火力特化型のコンセプト。 ソーンは薄い土色の装甲で、妙に長い腕部と短い脚部を持つどこか異形の機体。 シールドと大型ライフルのような兵装を所持し、こちらは機動性を重視し一撃離脱型の機体コンセプトに思われる。 なお、初登場は第10話だが、機体の外見と名称はプラモデルの予約のため早くから公表されていた。 フォルドの夜明けが戦力として有してはいるのだが、比較的規模の大きな勢力とは言え常に資金難に直面しているアーシアンの一テロ組織が用意できるとは到底考えにくい代物である。 パイロット自体もどこからか派遣されてきたとされており、その出自は謎。 EDM-GB ガンヴォルヴァ コクピットにGUNDフォーマットが搭載されている無人MS。 ルブリスウル&ソーンがパーメットスコア3を発動する事によって、コクピット内のGUNDフォーマットとリンクして遠隔操縦を行う「ガンビット」である。 コクピットブロック自体が廃されており、GUNDフォーマットを取り外して有人MSとして運用はできない。 外形はどこかΖ系、あるいは悪のガンダムを思わせる鋭角的な顔のMSそのもの。 登場したのは14話だが、機体自体は「新商品(仮)」という名称で1stシーズン終了直後からプラモ化の宣伝がなされており、14話放送終了直後に公式サイトにも名前が公開された。 GUNDフォーマットが搭載されているので、この機体は本作における立派な「ガンダム」なのだが、機体名に「ガンダム」の名は冠されていない。 ソフィとノレアがフォルドの夜明けに所属しているのでこの機体も必然的にそこにカテゴライズされはするのだが、プラント・クエタ時に持って来なかったり、 前述の資金面の件を考えると別組織の介入があったものと考えられる。 真相 ルブリス・ウル、ルブリス・ソーン、ガンヴォルヴァ、3機のGUND-ARM製のMSを製造したのはオックス・アース社であることが第19話で判明。 かつてヴァナディース事変で会社は破綻したがそれは表向きの理由でその裏で宇宙議会連合が接収し工作機関として存続していた。 新たなGUND-ARMを開発を続けていて、ルブリス・ウル、ルブリス・ソーンを完成させその2人のパイロット兼GUNDフォーマットの実験体であるソフィとノレアをフォルドの夜明けに送り込んだ。 ちなみに、MS型ガンビットとなっているのは、オックス・アースにガンビットを新規開発できる余力がなく既存MSを転用して開発したためであるようだ。 ○その他 主要企業以外のMSのメカニックデザインは特記ない場合寺岡賢司氏が担当。 なぜか当初どの機体も公式サイトのMS解説コーナーに掲載されず用語集の項目に掲載されていたが、 14話放映の際にその他モビルスーツとしてひとまとめに掲載された。すごくわかり辛いとこにリンク張ってあるけど どれも個性的な特徴を持つのだが、所詮主要キャラにやられる雑魚メカ扱いなのも悲しい。 TKG-328 カペル・クゥ 第1話でグエルと決闘したハンマー・フィールド社製のMS。 パイロットの「パーカー・イーストコット(*27)」がグエルに対し『婚約者に逃げられた』と挑発(or陰口?)した結果決闘を挑まれる。 (ちなみにパーカーのこれまでの決闘成績は2勝1敗1分け。よくホルダー相手に喧嘩を売れたものである。) 機体性能とパイロットの技量差を補い合えることもなく決闘では終始ディランザに押され続けた末に敗北、結果「虫の言葉(*28)で謝る」というペナルティを受けさせられたらしい。 公式サイトでは何故かMS解説コーナーではなく用語集の方に掲載されている。そのせいで視聴者から忘れられやすい不遇な機体。 BTz-48 クリバーリ ダイゴウ社製のホバー砲戦型MS。 腰部に備えた大型スラスターと両足による3本足のようなシルエットが特徴。 第5話でエランと決闘していたダイゴウ寮の生徒たちが使用していたが、3機がかりでもエランの技量の前に傷一つつけられず敗北した。 カペル・クゥ同様用語集にいつの間にかしれっと追加掲載されていたが、こちらは追加されていた事すら気付かなかった例も多いようだ。 F06-12 アズラワン ファリサ・ロボティクス社製。デザイン担当は海老川兼武氏。第13話で改修されたエアリアルと決闘を行った、やたら近接戦闘を重視したようなMS。 オッズ9位の実力を有するとの事らしいのだが、5連戦の先鋒を務めるもののエアリアルのビットステイヴによるオールレンジ攻撃で達磨にされた。 FMSv-3 ホズラーII フォブラー・モーティブ社製MS。デザイン担当は形部一平氏。 どこぞの水泳部に居そうなずんぐりした胴体にクロー付きの太い腕が特徴。 腕部からビームサーベルを発振しローターのように回転させて相手を切り裂くが、これで飛んだりはできないらしく、ジャンプの際は推進器を全開にして対応している。 AX-B120 ハイぺリス バイホー・テクニカルラボ製MS。デザイン担当は稲田航氏。4本の腕を持つ重MS然とした機体。 火力は優れているようだが、エアリアルが展開したコンポジットガンビットシールドによって弾かれてしまう。 MV-7 ズヴァルヴィ ヴィーラン・システム製MS。デザイン担当は柳瀬敬之氏。 なんかビート版みたいな飛行ユニットを装備し、つかまって飛行する。 エアリアルと空中戦を繰り広げるが破れる。 TKG-333 カペル・ジオ ハンマー・フィールド社製のMS。まさかのカペル・クゥ系列機登場。でも雑魚 UM-HT-426 ジネーテ リューディ・アンド・ウィストン社製のMS。 尻尾状のクローが特徴的で、脚部をパージしジオングのような姿になる。 BTz-50hv クリバーリ・ドゥン ダイゴウ社製のMS。 クリバーリのバリエーション機体だが、劇中ではファラクトに足止めされた上、 ランブルリングに乱入されたルブリス・ソーンのビームによってじわじわと焼かれ、パイロットは悲痛な表情を浮かべながら閃光に呑まれていった。 原型機といい、登場するなり必ず爆発シーンが描かれているなど不憫かつ縁起が悪い。 GM-02R ラコウィー グランツ・エンタープライズ製のMS。 重装型の外見でビーム・バズーカのような武装を使う。 ランブルリングでは上記のジネーテ、クリバーリ・ドゥンと共にエアリアルを狙うも、ファラクトに足止めされ、ルプリス・ウル、ソーンが乱入したせいで良いところは見せられず。 HU-45p プロドロス フォルドの夜明けが運用するHMI社製の量産型MS。 地球に駐在するベネリットGのセキュリティフォースとの戦闘で使用した。 リック・ディアスを思わせるマッシブなフォルムと縦長のスリット型カメラアイが特徴。 作中では搭乗者がほとんど素人同然だった事もあって、ほぼやられ役と化してしまっているが、 それでも基本性能は高く、オルコットが搭乗した機体は多数のザウォート・ヘヴィを撃墜する活躍を見せている。 カラゴール 宇宙連合議会が所有する最新鋭の量産機であり、21話において遂に姿を現したクワイエット・ゼロの制圧検挙の為に大量に出撃した。 だがガンドノードの圧倒的な性能の前では全くの無力であり、さらにエアリアルのデータストーム・ネットワークをガンドノードに中継された事で全機体がオーバーライドされ、 動けなくなった所をガンドノードの一斉射撃によって全機爆散してしまうなど、扱いは完全にやられメカであった。 「動けない敵をいたぶって何が面白い…?」 ハロ なぜかその他MSの項目に載っていた。 作中では表立って描写されていないが、プラモデルFigure-rise Standardスレッタ・マーキュリーの組み立て説明書によると、 学園のインフラの管理だけでなく決闘の際のジャッジの役目も果たしているなど、学園にとって非常に重要な役割を担っているとの事。 また、ロウジはハロを常に携帯しており、チュチュのように圧の強い人物相手にはハロに意思を代弁してもらっている。 クールさん ホッツさん スレッタが学園の購買部で買った、ミントチリ味スナック菓子のマスコットキーホルダー。 青いクールさんと赤いホッツさんの2体で1組。 1クール目終盤でミオリネにプレゼントするも「ダサい」と文句を言われた。スレッタは気に入っているらしい。 その後もなんだかんだでミオリネが所持しており、2人の絆の象徴……というほどでもないがしばしば登場する。 ●ガンプラ モビルスーツをキット化したHGおよびSDEXスタンダード、登場キャラクターをキット化したフィギュアライズスタンダードが展開されている。 HGは30 MINUTES MISSIONSからのフィードバックがなされ、組み立てやすさと優秀な色分けを両立している。 更にルブリスとエアリアルの胸パーツにはロストテクノロジーと云われていたインモールド成形が使用されており、シールやパーツ分割を使わずに模様を再現している。 なお、クリアパーツの裏側に、両面印刷かつ粘着面に模様が描かれているシールを貼りつける組み立て方式も選択可能。 一方で(全部ではないが)関節部分が30MMやEGで採用されるも摩耗しやすさが目立つC型ジョイントになっているのは賛否両論。 従来よりも組み立てやすいメリットもあるが、気になるのであればパーマネントマットバーニッシュなどで補強しよう。 また、近年のミキシング需要にも対応しており、脚部についてはほぼ全ての機種で入替が可能になっている。 ザウォート(ヘビィ)/ファラクトのように同じメーカーが作っている設定のキットは互換性も高く、設定も相まって俺MSも比較的作りやすい。 コロナ禍の巣ごもり需要をきっかけとする第2次ガンプラブームの最中に発売され、さらにそれに目を付けた転売屋にも格好の商材として狙われてしまったため、 全体的に入手が困難で発売当日に即完売→即座に高額転売されるのは当たり前、人気のものは予約開始30秒で予約終了したり抽選販売にされたりするし、 何なら商品名どころかシルエットすら分かっておらず値段だけ表記されている製品が即予約完売するほどの傍からみれば訳の分からないムーブメントになっている。 ただ、いずれもかなり力を入れて再生産しているらしく、Season1~2のインターバルにも助けられて(*29)か、 大体のキットはガンプラ品薄とされる状況の中では比較的入手しやすい製品群となりつつある。 ●余談 よく「ガンダムシリーズ史上初の女性主人公」と解説されがちではあるが、上述の通りあくまで「TVシリーズでは史上初」であり、 女性主人公のゲームは割と存在する他、『新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~』『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』といった漫画作品も存在し、 アニメ作品でも、OVAだが『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』にて、 セレーネ・マクグリフがダブル主人公という形ではあるが女性主人公として登場している。認知度が低いと言われるのも納得なくらいに影の薄さは否定できないが そのため、「『水星』が初の女性主人公」と説明したらコアなガノタから睨まれてしまうかもしれないので気をつけよう。ガンダムの歴史は広くて古いのだ。 それと、ガンダムシリーズ初の同性愛というのも実は強烈な前例がある為違う。裏設定レベルながら女性同士の恋愛も同じ。 「ここまでストレートな描写」という意味では初めてであるが。 ガンダムの原作者である富野由悠季はあるニュース番組インタビューにて「次回作の主人公は少女になるかも」という旨の発言をしているため、 本作の話を劇場版Gレコ製作時に小形氏からその話を聞いたかもしれない(*30)。 ちなみに、『水星』の直近に世に出たゲーム『機動戦士ガンダムU.C. ENGAGE』『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』『SDガンダムバトルアライアンス』(*31)、 漫画『機動絶記ガンダムSEQUEL』などの作品も『水星』同様に新規層の開拓に向けてか女性キャラが主軸となっている。 ヤマザキビスケットの軽い食感が特色のスナック菓子『エアリアル』が本作の主役機と同名のためネット上でネタにされたりしていたが公式がコラボを発表した。 発表時期的にかなり早い段階で相談していたと思われるがフットワークの軽さがうかがえる。 「株式会社ガンダム」という学生企業が設立された設定故に現実世界でもここからの宣伝・広報であるという体で情報発信されることも多かった。(*32) 2023年2月、BPOが12話におけるCパートの描写に関して、「常識を逸した非常に不適切な残虐描写だ」などといった意見が多数寄せられた事を明らかにしている。 だが実際には審議はされなかったそうで、この件は終了となった模様。 この学園ではね、生徒同士が大切なものを賭けて決闘するの。お金、権利、謝罪…追記・修正! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 誹謗中傷等を行った場合、IPの規制等の措置をとらせて頂く場合ありますのでご了承下さい ▷ コメント欄 コメントログ コメントログ1 ログをリネームしました。 -- (名無しさん) 2023-07-31 09 46 08 全校集会行ってきた 楽しかった 着ぐるみマスコットたいなノリの等身大エアリアルで笑った -- (名無しさん) 2023-08-06 16 51 03 話数に対してメカの数が多過ぎた気がする… -- (名無しさん) 2023-08-08 11 10 20 けもフレショックを彷彿とさせる放送終了後の百合クラスタ暴動っぷりでドン引きしてしまった。アレのせいで作品のイメージかなり悪くなったな -- (名無しさん) 2023-10-07 21 22 25 ↑制作陣の内紛疑惑と特定のファンの炎上をなぜ同一視する? -- (名無しさん) 2024-02-05 17 17 24 地球と宇宙の力関係は絡みで「Gガン」よりはむしろ「プラネテス」を想起させる。 -- (名無しさん) 2024-03-19 03 23 34 斬新なガンダムをやるのかと思わせといて蓋開けたら結局手見覚えのある鬱展開とグロ設定ばっかだったのがなぁ… -- (名無しさん) 2024-04-21 10 23 32 何故、週刊ガンダムニュースと森本がーにゃのガンダムインフォは水星の魔女の話題を避けまくるのか… -- (名無しさん) 2024-04-21 10 28 23 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ガンダムエピオンGUNDAM EPYON 登場作品 新機動戦記ガンダムW 型式番号 OZ-13MS 全高 17.4m 重量 8.5t 所属 ホワイトファング 武装 エピオンクローヒートロッドビームソードエピオンシールド 特殊装備 ゼロシステム 搭乗者 ミリアルド・ピースクラフトヒイロ・ユイ 【設定】 モビルドールに反感を持ったトレーズ・クシュリナーダが、騎士としての信念を体現する為に開発した決闘用モビルスーツ。 設定上ではトールギスとオペレーションメテオ用ガンダムを参考に開発したとされている。 大量殺戮の発端となる火器類やビームライフルはもちろんのことバルカンすら持っておらず、白兵戦に主軸をおいた(というかそれしかできない)設計となっている。 射撃武器が無いということで実用性に疑問を持つかもしれないが、トレーズは最初からこの機体を「兵器」として開発していない為、問題はない。 最終回でウイングガンダムゼロがエピオンと戦闘を行っている際にバルカンを撃たれたようなシーンがあることから、ホワイトファングによって頭部バルカンを新設された説があるが「エピオンから発射された」という明確なシーンが存在しないので、リーブラの防衛用機銃の可能性もあり、ファンによって意見が分かれている。 機体性能はトールギスをも遥かに超えるウイングゼロと同等(資料によっては若干こちらが上)であり戦場を桁外れの速度で駆け巡り、すれ違いざまにヒートロッドやビームソードで十数機のMSを一撃で破壊する。 ビームソードは宇宙要塞バルジを一刀両断する程の出力で、エピオンは皮肉にも十分「大量破壊兵器」として成り立っていた。 双頭のワイバーンを思わせるMA形態を有しており、内部メカの組み合わせを変えることでエネルギー消費量を最小に抑えた状態で大気圏内の飛行や宇宙空間を巡航することが可能である。 ウイングゼロ同様にゼロシステム(エピオンシステムとも)を搭載しており、専用のヘルメットを被る事で使用可能となる。 ゼロシステム搭載により、ウイングゼロ同様、異常な程の超高性能ではあるが暴走の危険をはらんだ機体となっている。 ウイングゼロのゼロシステムが搭乗者に「勝利」を見せるのに対し、エピオンのゼロシステムは「未来」を見せるシステムとなっている。 漫画版での最終決戦では互いのシステムが「決闘」という「勝利」する為には無駄の多い行為を理解出来ず勝手にシステムダウンを起こし、直後にミリアルドはヘルメットを脱ぎ捨てて、ゼクス用の仮面を被り直した。 テレビシリーズの小説版では著者の神代創が「トレーズにしてはエレガントとは言い難いデザインだから」という理由からMA形態を削除(ちなみに同じようなツッコミはGジェネアドバンスの機体紹介にもある)、トールギスの改良型のような機体として描いており、ミリアルドからも「決闘用」であるトールギスのコンセプトを受け継いでいると称されている。 アビリティレベル ファイティングアビリティ レベル160 ウエポンズアビリティ レベル140 スピードアビリティ レベル160 パワーアビリティ レベル150 アーマードアビリティ レベル140 【武装】 エピオンクロー 腕に装備されている、爪状の武器。 MA形態では着陸用のランディングギアとなるが、格闘用の武器らしいのだがそのように使われることは皆無。 というか手首の方が長くてクローの邪魔になる。 プラモデルでもソードを持たせる場合、ポージングの邪魔になるくらい主張してくるデザインのため当時の子供たちを悩ませた。 EW版では大人しいデザインとなり、TV版とのわかりやすい比較ポイントに。 ヒートロッド 小型のシールド先端に取り付けられた蛇腹状の多節鞭。 宇宙世紀の同名武器と違い熱溶断による切断に特化しており、ガンダニュウム製のMDビルゴ数体を一撃で切断している。 また蛇腹状の節を持っているため敵を溶断する以外にも武器の奪取・敵機の捕縛なども可能。 ビームソード 近接戦闘用ビーム兵器。 既存のビームサーベルのマニピュレータからエネルギー供給してドライブする方式ではなく、ソードと機体をケーブルで直結し、機体のジェネレータから直接ドライブする方式になっている。 おかげで通常のビームサーベルを超えた攻撃力と刃渡りを持ち、MDビルゴ数体を纏めて1振りで屠ったり宇宙要塞バルジを直接攻撃して沈めたりとビーム白兵武装とは思えない戦果を叩き出している。 ちなみに、ガンダニュウムで作られたMS(つまりはガンダム系)は材質の特性上、ジェネレータなどの稼動効率が飛躍的に向上し、使用されるビーム兵器の威力も桁外れになる。 その結果、水中ですら全くビームが減衰しない程である。 エピオンシールド 左腕に装備されたガンダニュウム合金製の実体盾。 特殊コーティングが施されており、従来の盾よりも防御力が高い。 先端にはヒートロッドが備え付けられている。 【武装(その他)】 本機は武装をネタにされることが多いため、他ゲーム作品でのみ利用した武器も解説する。 バルカン 上述のようにエピオンに搭載された疑惑のある武装。 頭部に設置されたようだが、なにぶん明確な使用シーンがないので詳細不明。 ホワイトファングにて装備された…とする資料もあるようだがどの資料かは不明。 ゲーム作品でも採用されたことは無い。 スパークウインド SFCの格闘ゲーム「Endless duel」のメガスペシャルアタック(いわゆる超必殺技)。 身体から緑色のエネルギー弾を18連射する。 当ゲームでのエピオンの唯一の射撃武器で、高性能なので強力。 原理は不明で、当たり前だが本作のみの採用。 ビームライフル SFCのゲーム「G-NEXT」で使用した武装。 使用感は一般的な機体のものと変わりない。当ゲームでエピオンを使用するにはサテラビューに接続か、別売の拡張パック「ユニット マップコレクション」が必要(前者はサービス終了済)なので知らない人も多いと思われる。 エピオンの生産技術レベル基準で見ると威力がかなり低くなっている。こちらも他の作品では一切採用されていない。 【原作の活躍】 幽閉中のトレーズ・クシュリナーダから当時ゲリラとして活動していたヒイロ・ユイに託されるも、トレーズの言である「この機体に乗って勝利者になってはならない」という思想に理解を示すことが出来ず、ゼロシステムにより暴走し敵味方問わず破壊を繰り返した。 その後にミリアルド・ピースクラフトの駆るウイングガンダムゼロと機体を交換した。 ホワイトファングの旗頭として、コロニー市民のため、そして平和のためにトレーズ指揮のOZ、及びガンダムWチームと三つ巴の戦闘となる。 最終決戦においてはリーブラ内部でヒイロのウイングゼロと激突。しかし地球軍が敗北を宣言した後コロニー側も完全平和を目指すことを宣言。左腕を切られ敗北するが、ヒイロは「リリーナが悲しむ」という理由で止めは刺されなかった。 その後地球に落下し始めたリーブラAブロックのエンジンを、武装がなくなったヒイロのウイングゼロの代わりに動力炉を破壊。直後爆発に巻き込まれてパイロットのゼクスと共に行方不明となった。 コミックボンボンの漫画版では最終的にリーブラを破壊すべくウイングゼロ含む五機のガンダムと共にエネルギーを使いツインバスターライフルを発射した。 OVAの「~ Endless Waltz」用にデザイン変更したものがエピオンにも存在しており、プラモデルも発売されている。 ウイングゼロをはじめとした5機のデザインは大きくアレンジされたがこの機体は劇的に大きな変更はなされていない。 EW版の機体でTV版をやる、というコンセプトの「敗者たちの栄光」では追加装備があった。 ファンからは賛否分かれる続編「フローズン・ティアドロップ」では保存してあったようで、いくつかコピーが作られていた。 【搭乗者】 ミリアルド・ピースクラフト CV:子安 武人 コロニー革命組織ホワイトファングの指導者。 完全平和主義を唱えたサンクキングダムの王子であったが、祖国を滅ぼした地球圏統一連合への復讐の為にゼクス・マーキスとして素性を隠し、OZに所属していた。 サンクキングダムにてヒイロ・ユイと互いにガンダムを交換した後、するべきことが見つからかったところをホワイトファングのカーンズにスカウトされ、大将として地球排除宣言を行う。 その真意は抑圧されたコロニー市民の解放も勿論だが、人類が延々と戦争を繰り返すのを止めるために、戦争が如何に悲惨であるかを身を以って分からせるためである(第2次世界大戦終戦から大規模な戦争が起きていない現在と同じ理論にあたる)。 そのために後世に恥ずべき行為であると知りながらも、友人であり良き理解者でもあるトレーズ・クシュリナーダ率いる地球統一連合軍と『これが最後の戦争であるように』と願いつつ戦争を仕掛けた。 ピースミリオンが刺さったリーブラが地球に落ちるコースに行くのを確認し、決着をつけるためにヒイロ・ユイを待つ。 その最終決戦の中で自身に止めを刺さなかったヒイロの優しさを垣間見、自ら平和への道を宣言した人類に希望を見出す。 そして途中でヒイロに対して言っていた「完全平和のための条件」に「人を思いやり、理解する強い心」を追加し、リーブラを止めるため行方不明となり、墓が作られていることから戦死扱いになった模様。 しかし、1年後にバートンの反乱が起きた際には生きて帰ってくる事になる。 ボンボン版では上記の通り最終的にリーブラの破壊に協力した後トレーズの墓参りをしていた。 ヒイロ達も火星のテラフォーミングに旅立つ…というエンドなのでEW版とはつながらないパラレルとなっている。 【原作名台詞】 「宇宙にとって、地球こそ争いの原因に他ならない。ならば…私が正してみせる!」(第41話)バルジ宙域でノイン達と対峙。ガンダムエピオンに乗り戦う真意をノインに語る。その後、バルジに突撃し… 「必要無いのだ…! 宇宙にとって、貴様達は!!」(第41話)あのバルジ斬りの場面。コロニーにとって脅威となるバルジを縦一文字に切り裂き破壊する。 「否! 断じて否!」(第42話)ホワイトファングの指導者となった際の演説の中で。かつてサンクキングダムを滅ぼした地球圏統一連合軍を愚かな組織と称し、「この組織は平和をもたらしただろうか?」と問いかけた直後にこの一節で否定した。 ちなみに演説はNEXT PLUSの上級トライアルミッション「白い牙の志」で一通り聴くことができる。 「私の敵は地球であり、地球の代表たるトレェェェェズ!!!! 貴様なのだ!!!」(第43話)かつての友であったトレーズと決別。宣戦布告を行う。 やけに気合いの入ったトレェェェェズ!!は必聴。 「決闘は…断る!!」(第46話)トレーズから決闘を挑まれるが、立場が変わった事、コロニーの民たちの想いを背負っていた事で「軽々しく決闘で決める事はできない」としてミリアルドは応じなかった。 こうして「最後となる戦争」の火蓋が切って落とされた。 「完全平和を作るためには条件がある。一つは全ての兵器を排除すること…もう一つは人々から、戦う意思を取り除くことだ!」「リーブラを落とす! この行動しか、完全平和への道はない!!」(第49話)「戦争の悲惨さを身をもって思い知らせなければ平和にはならない」という考えのもと、リーブラ落としを敢行しようとする。そこにヒイロが現れ「同じ過ちが何度も繰り返される!」とミリアルドの行動を否定する。 「いやまだだ! 私はまだ、自分を弱者と認めていない!!」(第49話)ヒイロから「人類全てが弱者だ」という言葉に対して。あくまで「強者=弱者を守り導く存在」と信じていたが… 「完全平和を作るために必要なものがもう一つあった。人を思いやり理解してやれる強い心だ。お前のような……」「お前は純粋過ぎる。そして優し過ぎる。だが、そうでなければ生きる資格が無いということか…」「ならば私は、どこまでも生き抜いてみせる! 誰よりも厳しく、戦士としてな!!」「また会おう、ヒイロ!!」(第49話)リーブラを破壊するために自爆しようとしていたヒイロの前に現れて。平和のために必要なものを理解しながらもそれを持っていなかったミリアルドは、自分なりのやり方で生きる事を宣言。そしてリーブラの動力炉にビームソードを突き立て、ヒイロに別れを告げながら爆炎の中に消えていった… 【VS.シリーズの活躍】 ガンダムvsガンダムNEXT コスト3000GPの格闘機。 VS.シリーズ史上初、アシスト含め射撃武器が一切存在しないエレガントな機体。 耐久値は当然最大の750で機動面においては、速度と持続の両面において優秀なBD、さらにホーミングダッシュや変形も備えるため、欠点は見当たらない。 また本機の特徴として格闘、射撃、サブ射撃、特殊格闘を自由に組み合わせることが可能。イメージとしては連ザ無印の覚醒、2のRASH覚醒あたりか。 ただ出し切りでは通常格闘、特殊格闘は2段、前、横、後は1段のみですべて威力が低い一方。コンボを前提としているためかダウン値もかなり低めに設定されている。 また、サブ射撃、特殊格闘にもN、前、横、後の各種派生を持っている。 コンボを繋げなければほとんどダメージを取れないため、練習は必須の機体となっている上にダメージ効率は基本的に劣悪、判定もそこまで強力ではない。 射撃で出るヒートロッドも格闘扱いのため何よりアレックスが最大の天敵となる。 とりあえず「勝つ」ことを目指すなら必要のない派生も大量にあるが、見た目が栄える格闘も多い。 「カッコいいが勝つのは難しい」NEXT最大級のロマン機体とされるが、人気が高く使用率も高い。 勝てるかどうかは冷静な戦況分析と豊富な練習量、そして相方との連携が必須。機体性能に頼ったゴリ押しはまずできないためエレガントに勝利できるかは腕次第。 ガンダムヴァサーゴと見た目が似ているためかX系のキャラには本機に対する誤認ネタが用意されている。 おまけにガロードには「フロスト兄弟の仲間」とまで言われている。 シャアとは劇中にてやっている事が同じ(というより殆どがオマージュ)であり、スパロボでは一緒になるとよく絡んでいたためか、意気投合していて専用の掛け合いが何種類か用意されている。 また、アムロからも己の行動を「シャアのような事を!?」と驚かれている。 ちなみに胸部装甲の塗り分けがTV設定と異なっている。放送当時のプラモが同様の色指定だった為のミスか? アーケード時にとある動画を投稿していたプレイヤーがシュピーゲルと絡めて散々ネタにした(シュピーゲルのカウンターは全方位になっており、味方の格闘(鞭含む)でもちゃんと踏みつける)からか…は不明だがシュピーゲルと一緒に出てくるマップがあったりミッションモードでは一緒のチームに編成し出撃すると掛け合いがあったりする。 EXVS.FB 東京ゲームショウ2013にて公開され、2013年10月のアップデートで追加。相変わらず胸部の塗り分けが間違っている。 今回はアシストすらない真の格闘機となり、射撃はホーミングダッシュとなる。そして、ホーミングダッシュや出力切り替えにゲージ消費が無いため、右下の武装ゲージ欄が存在しない(NEXTではアシストのゲージが存在した)という、エレガント仕様となっている。 換装式のビームソード出力切替などNEXTにはなかった新たなアクションや派生技も導入されているがNEXTと違い格闘が全て一段攻撃となっている。 射撃を弾くようになったヒートロッドと、前作からお馴染みのラッシュ格闘や派生、攻撃性能と機動力が強化されるがブースト消費量が増加する出力切替(特射)をそれぞれ駆使して戦う純格闘機。 派生はほぼNEXTから引き継いでおり、下格特格派生は前特格に、下サブ派生はデスサイズのBD格闘のような斬り抜けが追加され強制ダウンとなり横特格に、N特格派生は連続斬り抜けはモーションこそ違えどほぼ性能は変わらないが、トドメがポーズ→爆発ではなく真上からの斬りつけとなり火力もUPして下特格に配置されている。 NEXT同様射撃が一切無いので近づくのは苦労するが、ヒートロッドや格闘の初段性能、特に後格闘や特格格闘派性、横サブの性能は素晴らしく、近接時のプレッシャーとハマった時の爆発力は流石の一言。 しかしながら、攻撃を当ててからが問題で、ラッシュ格闘は万能機にも劣るコンボ火力 相変わらずのカット耐性の無さであり(下特格〆で火力とカット耐性はある程度両立できる他、NEXTと同じく前格と前特格の組み合わせで300超えのコンボも存在するが、リスクとリターンが見合っていないレベル)、特に鞭始動だと火力の無さに拍車がかかる。特格派生はブーストが空にならなくなったがキャンセル不可。 そして何より、ゲームシステムから来る格闘機全般への逆風が、純格闘機である本機には暴風の如く吹き付けている状況。 このように決して小さくない欠点を抱えており、格闘機であるという点を差し引いても相変わらず使用難易度が非常に高い。やはりエレガントだからか。 射撃のホーミングダッシュから格闘に交互キャンセルできるので射撃と格闘を素早く交互に押すことで(威力はともかく)凄まじいラッシュができる。 なお、何故か先に追加されたTV版ゼロとは違い、ゼロシステムは再現されていない。 さらに余談だが、特射の出力切り替えをすると機体がトランザムのように赤く発光するのだが、歩行者信号の消えかけの青信号のようにチカチカ点滅するのでなんとも絵面が微妙になっている。 バーストアタックはバルジ斬りの再現、単発技でモーションも速く、覚醒技の中でも高性能。確定してつなぐ手段は多いが火力はそこまで高いわけではない。 勿論射撃武装はおろか弾数性の格闘もないのだが家庭版のギャラリーモードではなんと「弾切れ」時のボイスが聴くことが出来る。 今回のゼクスの台詞は少ないわけではないがTVヒイロのように掛け合い台詞が多いわけではないので少し寂しいかも。 何故かEW版の自分との掛け合いは存在する。 W勢の中では自爆以外の敗北ポーズを持つ数少ない機体。 ガンダムタイプでは唯一。 家庭版のギャラリーモードでは台詞の一部が再生可能だが実際のプレイでは効くことのできない弾切れの台詞を聞くことが可能。 EXVS.MB 今作でもやっぱりゼロシステムは使用できない。 「何故だ、何故にこうも…」 だが、今作からのFドライブとの相性は抜群な上、ライバルのゼロ(EW版だが)のようなドライブと相性が悪い機体が結構いるので相対的に地位が上がった。 もちろんSドラは殆ど、どころか全く意味がないが。 更に、凶悪な押し付け性能を持つ後格の射程延長 射撃バリア追加や、格闘の補正緩和といった地味ながら着実な強化もあり、全体的に追い風が吹いている。 ライバルのゼロ(TV版)が弱体化したこともエピオンには嬉しい点。 余談だが、今作から参戦したドレッドノートガンダムに味方にメイン射撃に合わせてビームを撃ってくれるレバー入れサブを送ってもらうと、メインのダッシュと同時にビームを撃つことができる。 まあドレッドノートが自分に使った方がエピオン的にも助かるのだが。 EXVS.MB.ON 遂にこの機体にもゼロシステムが追加された…のだが、ウイングゼロとは違い後覚醒技に割り当てられており、使用するとなるとバルジ斬りを捨てることになってしまうのが悩みどころ。おまけにレッドフレーム改のデルタフォームとは違い何故か使用時にゲージが表示されないと不親切にも程がある代物となってしまっている。 「何故だ、何故にこうも…」 そしてシステム面では半覚で抜けられるE覚醒の存在がエピオンを苦しめている。 しかしE覚醒自体は下方修正が重ねられており、こちらの覚醒時にバルジ斬りで抜けを許さなかったり、E覚カウンターをゼロシステムで回避できたりと、覚醒周りでは実際のところ前作よりも立ち回り易い。 更にBD・前格のブースト消費がなくなったり、コンボ火力が上がったりと強化調整も加えられたことで、トップ環境に食い込むことになった。 散々ネタにされた「NEXT」から愛用したプレーヤーからすると感慨深いことであろう。 GVS 色々な作品や機体がリストラされる中、無事続投。 今回はゼロシステムが格闘Cに変更、パイロットをヒイロに変更できるようになった。 また、NEXTのように全機体にアシスト(ストライカー)が付いたため、念願の射撃武器追加となる。 EXVS.2 GVSの仕様を受け継ぎ、ピョン格や格闘CSのゼロシステムを使用できるようになった。 そのためか機動力や前格などが少々性能が落ちたが、総合的な使い勝手は上がった。 更にヒートロッドの範囲拡大・覚醒技のカット耐性向上・ガチャコンのブースト消費軽減といった強化要素が元々あった尖った強みに掛け合わされ、まさしく格闘機の頂点ともいえる性能に変貌を遂げた。 Hi-νやヤークトアルケーが下方修正されてからは、遂に「エピオン・ゼロ」二大巨頭としてトップメタに君臨することになる。 シリーズとして格闘機が環境の頂上に立つのは珍しいケースである。エクバ解禁直後のマスターガンダムくらいであろうか。 しかし強みが余りに際立ちすぎたためか、次回作が出る前のおそらく最後のアップデートにて、長らくの仕様であった各種サブのヒートロッドの攻撃から射撃ガードがなくなる下方修正を受けた。 アップデート内容発表より先に公開されたクロスブーストでビルゴ召喚が復活するため、それを見据えてだろうか。 また亜空間判定だったNサブの横範囲も縮小したことで、ほどほどに弱体化を受けている。 全く下方修正を受けなかったライバルのウイングガンダムゼロは気になる所だが、面倒な低コストもまとめて弱体化したこともあり、トップからは落ちたが環境的にはそこまで痛手というわけでもない。 ちなみに一律仕様変更のためか、変形射撃のヒートロッド振り回しにも射撃ガードがなくなった。死に武装だったのでまさしく死体蹴り EXVS.2 XB NEXT以来のビルゴがアシストとして復活。従来通り優秀な性能で、接近、逃げ、カット耐性確保に役に立つが、何と言っても武装欄が2つになった点が最大の変更点といえよう。結局射撃ではないけど モード変更がなくなり通常時と強化時の中間ぐらいの機動力になった。とはいえ強化時に寄っているのでそこまで使用感に違いは無い。尚、格闘の伸び・突進速度などは強化時準拠。 また、前格闘の伸びがMBON並みに改善している。 ただし、代償として格闘火力が全体的に下げられている。特に覚醒技の威力が悲惨なことになっており、この点は間違いなく弱体化。 環境的な面で言うと、全体的に弾の誘導が下げられていることから、ぴょん格ムーブによる回避が安定しやすくなっているのが追い風。 ただし初期フルクロス、初期リボーンズガンダムをはじめ格闘機耐性に優れた気質を持つ機体が上位にいることが多く、その点ではやや向かい風。 今作では不遇だった近接機が軒並み強化されており、同コストのマスターガンダム、ゴッドガンダム、ガンダム・バエルもかなりの強化を貰っているが、 その中でもエピオンは一歩抜きんでた性能を持ち、インフレしすぎた射撃環境の中、上位に食い込むポテンシャルを持ち合わせていた。 しかし、アップデートで下格接地後にステップすると接地を維持できなくなったことでブースト回復が出来なくなり、開幕ビルゴが消えた。 いずれも理不尽要素であったため弱体化は仕方ないが、生存力低下により今作移行時の火力&耐久据え置きが響き、ゲーム全体のコンボ火力増加もあって、ダメージレースで勝てない場面が増えた。 環境上位の機体に接地ピョン格持ちが多くなっているのも気になるところ。ちなみに大車輪もやたらとばらまかれている。 総括すると、エピオン自体のスペックは大きく下がっていないが、インフレにはやや取り残されているというのが現状。MB以降7年近くに渡り環境上位で堅実に強味を発揮していたが、現在は上位環境からは姿を消している。 それでも高コスト格闘機としては、エクスプロージョンにやや水をあけられるもの、次点のバエルと同格くらいの評価に収まっており、地力の高さが窺える。 ピョン格に頼らずに立ち回れる熟練プレイヤーからすれば火力減以外は意外と大きな変化はなく、魔境めいた現環境でも相変わらず十分戦えるポテンシャルを持っている。 EXVS2OB 全体的にさらに耐久が増えているなかで、まさかの耐久減。汎用機と大差ないレベルまで下がってしまった。 特格に誘導切りが付く代わりにオバヒ使用不可、下格のピョン格ズサキャン不可はそのままにバウンドダウン化など種々の仕様変更を受けているが、 2種の防御武装ありきでも厳しい低耐久が響き、しばらくぶりに環境外まで落ち着いた。 が、アップデートにて特格及び格闘特格派生周りを中心に強化された。 大車輪中に覚醒などで抜けられた場合は中断するようになった。 【勝利・敗北ポーズ】(NEXT) 勝利ポーズ 決めポーズをとり胸部のセンサーを光らせる。 敗北ポーズ 片膝をつき片手で顔を押さえて失意の様子。 【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降) 勝利ポーズ 通常時 ヒートロッドを振り右手を挙げる。歌舞伎の見栄っぽい。カードゲーム「ガンダムウォー」のカードに同じような構図のがあるとか。 高出力時 胸部センサーを光らせつつビームソードを発振させる。 チカチカしていて絵面は微妙。XBで高出力状態オミットに伴い削除。 覚醒技「モーション」時 通常、高出力にかかわらず、通常状態で高くビームソードを掲げた後振り下ろす。 (MBからは覚醒技でとどめに変更になった) 敗北ポーズ 左腕が無いまま、膝をつく。最終話でヒイロのウイングゼロとの一騎打ちに敗北したシーンの再現。 【その他の活躍】 ロボットアニメのラスボスは大体の場合強力な広範囲武器や技があったり、ガンダム系だけでも高出力ビームやビットシステムの類を持つ機体が少なくない。 この機体はそれとは真っ向に立ち向かう「白兵武器しか持たない」という極端過ぎるコンセプトのおかげで立場が辛いことが多い。 通称「謎バルカン」もいままでのあらゆるゲームを含めてもエピオンが装備したことはなく、Wの格闘ゲームの超必殺技「スパークウインド」とG-NEXTにてなぜか装備しているビームライフル以外の射撃武器を装備したことがない。 ガンダムビルドファイターズ 11話の第7回ガンプラバトル選手権世界大会予選第2ピリオドでガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク、ガンダムアシュタロン、バンデット、ビギナ・ギナと共にガウの中から登場。 ドラゴンガンダムを彷彿とさせる緑と黄色に塗装され、脚部にドラゴンクロー(*1)を取り付けており、アニメ製作スタッフからは『ドラグエピオン』と呼ばれていたとか。 とある理由からリカルド・フェリーニに恨みを持つファイターが使用し、ゲンガオゾとガウも加えて7機がかりでウイングガンダムフェニーチェに襲いかかった。 スタービルドストライクガンダムの介入で4機が撃墜される中、徹底したヒット アウェイ戦法と巧みな機動でスタービルドストライクと互角以上の勝負を展開するも、ライナー・チョマーのガウがガンダムX魔王のサテライトキャノンで撃墜されたのに気を取られた隙にスタービームライフルで撃墜された。 ガンダムブレイカー EW版が『2』より参戦。 『2』のシナリオパートでは主要人物の一人の搭乗機として、トールギス(EW版)から乗り換える形で登場。自分をかばって死んだ部下のジンクスIIIのGNランスやライバルが乗っていたウイングガンダムプロトゼロの武装であるツインバスターライフルなどの射撃武装を装備していた。 SDガンダムGジェネレーション AC系ユニットの最終到達機体の一角。 やはりというべきか格闘武器しかなく射程も短い、ゼロシステムでパイロットがピーキーな性格タイプに強制変更されるなどウイングゼロ以上に癖はあるが、逆に言えば相性のいいパイロットがわかりやすい、ビームと実弾系を使い分けられる機体なので欠点を補えば強力な戦力となる。『クロスレイズ』では性格が変更されないアビリティも登場している。 『クロスドライブ』ではオリジナル勢力の大ボス機としても登場。 ゼロシステムが物語で重要な役割を持つニケア編ではある意味「ガンダムエピオン2号機」に近い機体だったが、 ゼロシステムやガンダムWのキャラが登場しないフィオ編ではDG細胞の強化型といえる「アルティメット細胞(*2)」を搭載、もはや「ガンダムエピオンの姿をしたデビルガンダム」ともいうべき機体になっている。 スーパーロボット大戦 昔のスパロボでは敵ボスなのにすべての武装の射程が1(*3)で、大ボスなのに近づく前に撃ち落とされる、トールギス3に乗り換えられることもある残念な性能だった。 作品によってはTV版のミリアルドが自軍に加入しエピオンを持ってきてくれることもあるがトールギスIIIとの択一だったりパンチに欠けたりといまいちパッとしない。 また、『第2次Z 再世篇』に出るまでは何故かビームソードよりヒートロッドの方が攻撃力が高かった。 最後に出た『第2次Z 再世篇』では射程も大幅に伸び、ウイングゼロ同様ゼロシステムのスキル化、広範囲MAP兵器(一定の範囲内の敵をまとめて攻撃できる)の搭載かなりの強さを誇った…が味方陣営のインフレ、特に共演したとある少年の固有スキルが「『ガンダム』及びGNドライヴ搭載機に与えるダメージアップ」だったので場合によっては瞬殺されることも… ちなみにトレーズの方は高ステータスでミリアルドにはない「極」持ち、搭乗機も高性能でガンダムタイプでもGNドライヴ搭載機でもないので先述のスキルが通用しないとエピオンと比べるとかなり強かった模様。 「何故だ、何故にこうも…」
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前項わ行 次項名言・迷言・台詞 英数字・記号行(なお英アルファベット順(さらにその読みの五十音)→数字(漢数字除く)→その他記号で並んでいます) AEU(えーいーゆー)[00][用語] AO勢(あたまおかしいぜい、アスランはおもちゃぜい)[運命][組織] BD(ぶーすとだっしゅ、ぶるーでぃすてぃにー)[全、BD][システム、略称] DLC(だうんろーどこんてんつ)[無][システム] DQN(どきゅん)[無][スラング] DQN砲(どきゅんほう)[1st][システム、スラング] ELS(エルス)[00][勢力?] EW(えんどれすわるつ)[EW][略称、作品名] EXA-DB(えぐざ・でぃーびー)[AGE][用語] GCO(じーくろすおーばー)[全][システム] GN電池(じーえぬでんち)[00][スラング] GNドライヴ(じーえぬどらいヴ)[00][用語] GN粒子(じーえぬりゅうし)[00][用語] G系統(じーけいとう)[Gレコ][用語] JCB(じぇっと・こあ・ぶーすたー)[08][武装、機体名] KOH(きんぐおぶはーと)[G][略称、システム] ND(ねくすとだっしゅ)[全][システム] SDガンダム(えすでぃーがんだむ)[全] SEED(しーど)[SEED、DESTINY][用語] UC(ゆーしー、ゆにこーん)[1st,Z,ZZ,CCA,F91,V,ポケ,0083,08,UC,CG][略称、作品名] VSシリーズ(ばーさすしりーず)[全][ゲーム] Wiki移転事件(うぃきいてんじけん)[全][事件] Xラウンダー(えっくすらうんだー)[AGE][用語] 0ガンダム(おーがんだむ)[00][機体名] 203(にまるさん)[Z][セリフ] 2号機(にごうき)[Z,83,00,XB,AS][お約束] 3ショタ(さんしょた)[W,種,AS][ネタ] 350(さんびゃくごじゅう)[全][システム] 3倍(さんばい)[1st][システム、ネタ] 3人組(さんにんぐみ)[1st,Z,ZZ,UC,種,運命,SG,00,XB][お約束] 7強(ななきょう)[Z,ZZ,G,DESTINY,0083,08][スラング] 8(はち)[AS][人物?] -○○が○○するところは感動した(○○が○○するところはかんどうした)[無][スラング] ○○バーサス(○○ばーさす)[無][スラング] AEU(えーいーゆー)[00][用語] ユニオン、人類革新連盟に並ぶ三大国家群の一つ。正式名称は「新ヨーロッパ共同体(Advanced European Union)」。人革連を離脱したモスクワとヨーロッパ諸国が加盟している。 各国が自国の利益を優先するあまり政策や軌道エレベーターの完成が二国に比べて遅れている。 軌道エレベーター「ラ・トゥール」での新型モビルスーツ「イナクト」のデモンストレーションの際にソレスタルビーイングの武力介入を受け、軌道エレベーター内に条約以上の軍備を整えていた事が暴露された。このラ・トゥールは後に「アフリカタワー」として完成するが、アロウズがクーデター鎮圧のために衛星兵器メメントモリで攻撃し、「ブレイク・ピラー」と呼ばれる大惨事を引き起こし損壊してしまった。 また、MSの保有数も多く、第三国への販売も行なっているため、ヘリオンやイナクトなどが後のカタロンも含めた多くのテロ組織にも渡っている。 ガンダムの武力介入を受け、AEUはその対策と軌道エレベーター建設の人材確保の一環として、PMCトラスト(民間軍事企業)が多く在籍しているAEU加盟国「モラリア共和国」との連携を強化している。アリー・アル・サーシェスも当初は「ゲイリー・ビアッジ」名義でPMCトラストに少尉待遇で所属していた。 国連軍結成からソレスタルビーイングの掃討に成功した後は、地球連邦に組み込まれた。 フラッグ、ティエレンがプレイアブルとしても参戦している一方で、イナクトが未だ出ていないため陣営としては三大国家群の中では現在唯一のシリーズ未参戦で台詞で出るのみ。一応、ステージとしてラ・トゥールとアフリカタワーが登場したり、パトリック・コーラサワーが参戦しているが、彼はアロウズ在籍時のもの。既にAEUは過去の存在となっている時代だが、キャラ付けの都合かAEUのエースを自称するなど1stシーズンの台詞を言うことも。 AO勢(あたまおかしいぜい、アスランはおもちゃぜい)[運命][組織] 1.頭おかしい勢 動画投稿サイト「ニコニコ動画」でCPU戦を専門とした投稿者および集団。 敵機が全滅すると発生する空白時間に射撃を味方に当てたり、時には太鼓の殺人派生のような長時間拘束する格闘を叩き込んだり…とその名の如く「頭がおかしい」レベルの行為で視聴者の笑いを誘うのが特徴。なお、この空白時間は決して長くはなく、大した調整もせずにしっかり当てる彼らの技術力は無駄に高い。さらに、レグナントのアーム拘束→ゲロビというコンボのビーム部分に割って入って盾をして相方を助けるなど、不可能を可能にした男さながらの高度なテクニックを持つ。 当然ながら、対面が人間でない固定CPU戦だからこそ出来る芸当である。同じようなことがしたいからといって、オンラインシャッフルは論外だし固定でも対戦相手に失礼なので絶対に行ってはならない。 2.アスランはオモチャ勢 同じく、CPU戦でダウン値が高い隠者をサンドバックにした長い魅せコンボ動画を投稿する一族。発祥が1.と同じなのは内緒その機体の全ての格闘を流れるように叩き込んだり、相方と2人で覚醒技を組み合わせたり…と、こちらも高度な魅せ技を披露している。ダウン値ギリギリで覚醒技を使ってそのまま撃墜することを「定時退社(コンボ)」と呼んでおり、計算され尽くした動きに対する評価は高い。 令和現在では主にこっちの意味で用いられる事がほとんど。現在はEXVS動画の投稿を休止している。理由は「ホームに録画環境が無くなった」だとか。 BD(ぶーすとだっしゅ、ぶるーでぃすてぃにー)[全、BD][システム、略称] 「Boost Dash」の略称。「連合vs.ZAFT」より導入されたシステム。ブーストボタン2連打でゲージが切れるまでダッシュが可能になり、通常より高機動な戦闘が行えるが、相対的に機動性で圧倒的なアドバンテージのあった可変機は大きく弱体化している。好評だったためか以後の作品にも継承されている。家庭用発売時のインタビューによると発案の理由は製作スタッフ曰く「フリーダムがトコトコ歩いている姿が想像できなかったから」らしい。 ブルーディスティニーシリーズの略称。1号機ならBD1と書かれる。 DLC(だうんろーどこんてんつ)[無][システム] インターネットに繋いだオンライン状態でゲームをするのが一般的になってきた昨今で登場した新たな追加要素を投入する形態。実質的にはアップデートにも近いものがある。ただ、アップデートはシステム周りの強化及びバグ修正など改善を行うものが多いためオンラインプレイではほぼ必須の内容だがDLCはおまけの追加要素的側面が強い。無料である物も多いが料金が必要になるものもそれ以上に多数存在し、より手軽に、手間をかけずに強化したりすることが容易になる、通常のプレイでは使用できないキャラの追加や音楽、壁紙などのゲームの進行にはほぼ関係ないファンアイテムであったりする。 かつての「発売したらそのソフトに入っているものが全て」な時期では当然存在せず、隠し要素も全てが封入された状態で販売されていたのに対し、パッケージ料に追加でお金を払わなければならないためユーザーからはあまり良い感情を持たれていない。 パッケージ料もある程度の課金を前提としたのか一般的なフルプライス価格の半分近くに低下が下げられているものもある。現在日本にて流行しているソーシャルゲームやブラウザゲームといったいわゆる「基本プレイ料金は無料」もやはり課金者に比べるとどうしてもあらゆる面で見劣りしやすく、札束で殴り合うゲームと非難されることもある。お金が減ることが目に見えず手軽な形で購入できることが多いため、支払い能力を持たない、仕組みを理解しない年齢の子供が親のカードを(故意の有無を問わず)利用する形で大量に課金し、所持者のクレジットの支払いが凄い事になってしまう社会問題も発生している。 本シリーズでは、EXVS家庭版から導入された。初回封入特典(後にすべてのプレイヤーに配信された)Hi-νガンダムをはじめ、ジ・Oやフリーダムなどの人気機体が有料配信され、FB稼働時はアーケードに先駆けて新機体が販売された。ジ・O等の普通に入っていてもおかしくない機体がDLCになったことは賛否が分かれたが、いずれもちょっと強い程度で済んだので「DLCを買わないと対戦に勝てない」という事は起きなかった。 FBでは、既存機体のパイロットやコスト、武装をアレンジした通称「コンパチ機体」が販売された。基本的にほとんどの機体が既存機体のダウングレードであり、ルー搭乗Zやルナマリア搭乗インパルスなど参戦を望む声はあるものの、既に同じ機体がいることから参戦は難しいと思われていたキャラが参戦出来ることとなった。ダウングレードであるので、ハマーンのアッガイやガトー専用ゲルググ等の一部を除いて元の機体より使い勝手が悪く、実戦向きではないネタ機体として評価されていた。 しかし、MB稼働中の「夏のマキシブースト祭り」キャンペーンでバンシィ・ノルンとリ・ガズィが登場し、良好だと言われていたFB家庭版の環境は一転、「DLCを買わないと勝てない」とまで言われるようになった。アーケードと違い、アップデートによる機体調整がなかったため(一年近くたって家庭版で初のアプデが行われた)長らく環境を荒らし続けた。それ以降も僕のサンドロックやブリッツ、トールギスIIなどのMBのトップ機体が配信されていき、FB家庭版は魔境となった。 GVSに至ってはAGE-1やナイチンゲール、ゴッドガンダムなどとっくに登場している上、普通なら最初から入っていて当然といえる機体を削除しておきながらDLCで販売されたので多くのユーザーから非難の声が上がっている。 MBONでは開発の方針で「DLCは基本的に予定していない」と明言されているが、公式大会開催に伴い初回特典のルプスレクスが有料DLCとして販売された。 DQN(どきゅん)[無][スラング] 常識、マナーの欠如が著しい人に対して使われる蔑称。基本的に「ガンダム」とは無関係だがよく出てくる単語なので解説する。 例として台を叩く、奇声を上げる、負けると相手に難癖をつけて絡む、暴力を振るう、相手を煽るなどが挙げられる。 ネットではよく広まっているが、過去に「言われた者の社会的地位を著しく損なう侮蔑用語」として司法の場で認められたことがある。そのため匿名掲示板などで無闇に扱うとリモートホストなどの個人情報が開示される恐れがあるので注意。 ゲームセンターは公共の場です。自分だけでなく皆が楽しめるように心がけましょう。[関連]-愛知県 小坊VS.消防、厨房 DQN砲(どきゅんほう)[1st][システム、スラング] NEXTまでのガンダムのCSのこと。発射時の「ドキュン」と言う音と上項目「DQN」をかけたもの。語感のせいで入ったばかりの人から反則扱いされがちな武装。 確かにコストに合わない高性能な武装だが、明らかに反則だとかそういう性能でもなく、音が似ているから混ぜられただけで否定的な意味合いは特に無いだろう。発生こそ遅いが優秀な銃口補正と弾速を持つ武装ではあるが、いちゃもんをつけられたり禁止される程の性能ではない。 EXVS.MBで復活したが、NEXTの時に比べ性能はそれほどでも無い。 EXVS.2XBでは弾速と威力が超強化され、最強の単発CSにランクアップした。そのアップデートの動画公開時にTwitterで「DQN砲」がトレンドに上がり、NEXTの性能が頭に焼き付いていたプレイヤーが多くいることが明らかになった。 というのはゲームでの話。原作映像では「ビグ・ザムのような対ビーム防御装備を持っているような機体でなければ一撃で爆散する」「そもそもMSが携行できるビーム兵器自体まったくない時期にいきなり10発以上撃てる(Wikipedia曰く15発かそれ以上)高火力ビーム兵器を持ったのが出てきた」「まずガンダムの性能からして何もかもおかしい」と特に弱点のない、少なくともアムロ(特に番組終盤)にとって撃ち得武装であった。もし1stが現代の世で初めて制作されていたら間違いなくネットスラングとしてこう呼ばれていたことだろう。そして時代は進み、ZZガンダムのダブルビームライフルは事実上のメガ粒子砲であったし、ユニコーンのビーム・マグナムは直撃どころかかすめただけでも量産機が爆散。さらに後の時代、ガンダムF91のヴェスバーはビームシールドごと量産機を貫通、ネオガンダム(シリーズ未登場。漫画作品「シルエットフォーミュラ91」などに登場)のG-バードに至っては一撃で戦艦のブリッジが消し飛ぶと連邦ワンオフ機(≒ガンダム)の主兵装もどんどんぶっ壊れ性能高火力になっていった。もっともZZ以外はビームライフルに含めるかどうか疑問があるだろうが。 ELS(エルス)[00][勢力?] 「劇場版00」に登場した金属生命体で、ガンダムの映像作品では初の地球外生命体。 本シリーズではEXVS.MBの新ステージ「絶対防衛ライン」の障害物及び背景ギミックになっている他、ブレイヴ指揮官用試験機の覚醒技に演出として登場する。 EXVS2ではCPU専用機としてELSジンクスが登場。特に同化などはしてこない。 生態が生態なのでスペックを再現してしまうと格闘機や実弾しか持たない機体、機動力が低い機体は手も足も出なくなってしまうだろう。 EW(えんどれすわるつ)[EW][略称、作品名] 『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』のこと。映像作品にもかかわらず『ガンダムvs.ガンダム』シリーズに出場できなかった作品のひとつ。 しかし、根強い人気のためかめでたくPSP版の『~NEXT PLUS』で参戦が決定した。 『Endless Waltz』は「終わらない円舞曲」という意味で繰り返される戦いの歴史を円舞曲に例えている。 EWに登場するガンダムはデザインは異なるが、リーブラ戦でヒイロ達が搭乗したガンダムと同一の機体。TV版と区別を付ける為に一時期は「〇〇カスタム」と呼称していたが却ってややこしくなった為に現在は「〇〇(EW版)」と表記されている。 EXA-DB(えぐざ・でぃーびー)[AGE][用語] 本ゲームでゼラ・ギンスが触れているデータベース施設。「機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~」で存在が明かされ、その後本編にも登場した。 本編開始より100年以上昔、地球圏で繰り広げられた大戦が終結し、人類は兵器や兵器の技術を廃棄・封印する条約「銀の杯条約」を締結した。その裏で科学者エドル・イナーシュらにより極秘裏に兵器技術などを集約、秘匿して後世に遺すプロジェクトが動いていた。このプロジェクトで建造されていた施設こそEXA-DBである。 エドルは施設に自らの人格プログラムを内蔵した自動防衛システム「シド」を配置、自らの娘で科学者でもあるレウナ・イナーシュを管理人としてコールドスリープさせ、有事への備えとした。 しかしA.G.80年代、火星の民であるフェザール・イゼルカントによりデータの一部が盗み取られてしまい、さらにシドも殺戮マシーンへと進化して暴走してしまった。覚醒したレウナは異常事態を把握し、これ以上EXA-DBが戦乱の種とならぬよう宇宙海賊ウィービック・ランブロと共に施設破壊を行おうとするが… 本ゲームとのタイアップ作品「ガンダムEXA」を思い起こさせる名称で、名前が登場したのも同時期だが一切関連はない。 GCO(じーくろすおーばー)[全][システム] ガンガンにあるシステム。画面左上のゲージがMAXになると使用可能。発動すると各作品の戦略兵器等が登場し、範囲攻撃を行う。攻撃範囲は基本的に広いものの、マーカーが出る上に発動までやや時間がかかるため、ただ単に使っても効果は薄い。当たると非常に痛い上に受身の取れない特殊なダウンを取られる。味方GCOに当たってもダメージは受けない( 強制ダウン)のでこれを上手く使いこなせるかで差が出たりする。CPUは割と良く当たる。NEXTダッシュほどではないが、これも賛否両論。 使用例としては逃げ、最後の追い込み、処理落ちを利用した行動、ドサクサ紛れに強力な射撃攻撃を行うなどがある。 CPUは敵エースが使用するが逆に名無し兵は一切使用しない。ちなみに敵が3体でも発動は2つだけ。 ゲームバランスの問題か基盤の負荷が大きいのか、それとも手厳しい意見が多く届いたのかは不明だが残念ながらNEXTでは無くなってしまった。ただし、CPU専用のデビルガンダムは引き続き使用してくる。 FBではサザビーの覚醒技のアクシズ落とし、GXの格闘CS及び覚醒技など、GCOを意識したような武装が見られる。 他にもトールギスIIのリーブラ砲撃、カバカーリーのジーラッハ呼び出しなど GN電池(じーえぬでんち)[00][スラング] 「002ndシーズン」に登場したアリオスガンダム、ならびにそのパイロットであるアレルヤ・ハプティズムの俗称。 002ndシーズンではマリー・パーファシー(ソーマ・ピーリス)に関する事以外ではアレルヤの出番が殆どなく、メメントモリ攻略戦では唯一艦内に残されて艦のトランザム発動の供給源にされてしまった事からこの俗称が付いた。 アレルヤの名誉のために言っておくと、メメントモリ作戦ではトランザムのタイミングを合わせるためマリーと脳量子派でタイミングを合わせる必要があったので非常に重要なポジションではあるのだが、艦内でトランザムをするインパクトが強かっただけなのだ… さらに付け足すと2ndシーズン開始時だと最強パイロットの一人なので他のマイスターの活躍を食わないために戦闘が控えめになる、画面外での輸送艦の護衛も機動力が高く安定したアリオスが適任と理由はちゃんとあるのだ。 あくまで電池になったのはメメントモリ戦だけで、それ以外ではコンスタントに活躍し、劇場版ではその忌み名を払拭するほどの大活躍をしたため2ndシーズン以外、特に劇場版の話題の時に使うとファンから未視聴者扱いされかねないので注意したい。 GNドライヴ(じーえぬどらいヴ)[00][用語] ガンダムエクシアを始めとするソレスタルビーイングのガンダムに搭載している動力源。通称は太陽炉。 太陽炉が放出されるGN粒子によって西暦の他国のMSを圧倒するが、内部者が3勢力に提供したGNドライヴt(通称 擬似太陽炉)を搭載したGN-Xの出現により、アドバンテージが消失し、ソレスタルビーイングの一時崩壊を招いた。 純正太陽炉は半永久機関であるが、製造には木星圏まで行かなければならず、その上莫大なる時間が必要となる。一方、疑似太陽炉は地球圏での製造は可能だが、外部エネルギーをGN粒子のエネルギーに変換する"変換炉"という扱いになるため稼働時間が有限となる。また、初期に製造されたGN-Xやガンダムスローネに搭載されているような初期の疑似太陽炉にはトランザムシステムのようなものは実装されていないが、終盤になってくると疑似トランザムシステムや疑似ツインドライヴシステムも実装されるにいたり、純正太陽炉と疑似太陽炉の稼働時間以外における性能的な差異はほぼ無くなった。 ミノフスキー粒子やコジマ粒子にとてもよく似ているが別物なので注意。 GN粒子(じーえぬりゅうし)[00][用語] GNドライヴ稼働の副産物として生み出される素粒子。00版「ミノフスキー粒子」とでもいうべき存在で、ビームの粒子になったり、バリアを張れたり、推力になったり、ジャミング作用があったり、質量を変えたり、対G作用があったり、脳量子波を伝えたり、人間をイノベイターに昇華させたり…とまあ、いろんな意味でものすごく便利なモノ。これがあるおかげで、西暦世界のガンダムタイプは他のモビルスーツとは一線を画す強さを持つ。 オリジナルの5機の太陽炉の生み出すものは緑、疑似太陽炉が生み出すものは通常は赤色に輝く。また、アレハンドロ・コーナーが乗った巨大MA「アルヴァトーレ」及びアルヴァトーレのコアユニットになるMS「アルヴァアロン」に搭載されているGNドライヴτから放出されるGN粒子はおそらくアレハンドロの趣味で金色に近い色に調整されている。2ndでは、擬似太陽炉搭載機はアルヴァアロン同様に金色に近い粒子を放つ。そのため、擬似太陽炉を改良すれば色もある程度は変更可能のようであると推測される。 初期の疑似太陽炉のGN粒子は圧縮することで毒性を持っておりライフルやサーベルなどは人体に有害となる。しかし技術革新が進んだ2ndでは毒性の除去に成功している。このことで毒々しい赤からややオレンジがかっただけになるなど粒子の色が和らいだのかもしれない。なお当然のことながらオリジナルの太陽炉には無毒化処理が施されているため、オリジナルの粒子は無毒どころかさまざまな有用効果があるのは前記の通り。 ちなみに純正のGN粒子も一定以上に圧縮することで毒性を持つことをある事件(『00P』で起こったプルトーネの惨劇で、ガンダムプルトーネの自爆の際にガンダムマイスター3名がオリジナルの太陽炉から発した毒性を持った高濃度のGN粒子を浴び、2名が死亡、1名がテロメアの欠損が発生してマイスターから外される)でモレノが発見、無毒化処理が行われることとなった。 「劇場版00」ではELSが擬態した連邦軍の戦艦やMSがGNドライヴを複製しているが、こちらの粒子の色は紫になっている。 G系統(じーけいとう)[Gレコ][用語] 宇宙世紀の遺物と言われている「ヘルメスの薔薇の設計図」の中から、特に性能の高い機体群の総称。ガンダムタイプとの関連も噂されているが、形状的にガンダムタイプではないものも多く含まれる。機体はG-セルフ、G-アルケイン、G-ルシファー、カバカーリー、未参戦はジャイオーン、ジャスティマ、ジロッド。 JCB(じぇっと・こあ・ぶーすたー)[08][武装、機体名] 「Jet Core Booster」の略。連邦空軍当時の新型戦闘機である。原作ではヒートロッドで突き刺されグフ・カスタムが空中戦を行う移動手段として利用されてしまった。 グフ・カスタムの特殊格闘を使用するたびに唐突に登場し、ワイヤーを付けられ移動及び攻撃に利用するために使われる。-クレジットカード等で有名な某信用販売会社とはなんら関係はない。 KOH(きんぐおぶはーと)[G][略称、システム] 「King Of Heart」の頭文字でシャッフル同盟のリーダー格。現在はドモン・カッシュ、先代は東方不敗が務めている。 ガンガンにおいて「GCO、及び味方の攻撃は一切計算せず、自身の攻撃のみで1コンボ中250以上のダメージを与える」ともらえる勲章。ボーナスは2000点。機体によってはF91のMEPE中に攻撃を当てなければ絶対に獲得できないものもいる。 EXVS.シリーズではゴッドガンダムの覚醒技である「石破ラブラブ天驚拳」で初代KOHの爺さんが登場する。さらにMBではライジングガンダムの射撃CS(一度きり)にもなった。 ND(ねくすとだっしゅ)[全][システム] NEXTダッシュ(DASH)の略。ガンネクの最大の特徴でかなり賛否両論。着地硬直ほか一部の攻撃を除いてブーストゲージが残っていればブーストボタン2連打でキャンセルできる。これを利用して独自の射撃、格闘コンボを生み出すことが可能。ガンガンにおいて最大の問題児とされたフリーダムガンダムの武装、キャンセル覚醒と類似しており、発表された際には議論を醸した。シリーズ初心者には敷居が高く、結果的に「新規プレイヤーが増えないのでは?」との声もある。しかし、慣れれば見栄えもよく、爽快なコンボを決める事が出来るので、新規層の獲得につながったという見方もできる。 それゆえか、EXVS.シリーズでも引き続き採用されている。 SDガンダム(えすでぃーがんだむ)[全] ガンダムシリーズの機体やキャラクターをデフォルメしたもので、これらを題材にした作品群の総称でもある。 頭身は頭部が大きく、両腕と両脚が異常に小さく描かれているのが特徴で、その理由から格闘モーションが非常に作りづらい事と、殆どの作品に登場するのは人間大サイズかつ生命体(MS族という一種族)として扱われているため今まで参戦する事すらなかった。 『ガンダム無双』以降からSDガンダムに登場した者達をリアルサイズに逆算する現象がみられるようになった。 EXVS.2ではスターウイニングガンダムがアシストを経てプレイアブル機として初のSD参戦となった。後に騎士ガンダムも参戦したが、こちらは『ガンダム無双』のリアル形態での登場となっている。 その次回作であるEXVS2XBではRX-零丸が参戦している。 SEED(しーど)[SEED、DESTINY][用語] 『機動戦士ガンダムSEED』およびそれに連なるシリーズのこと。 上記シリーズに登場する概念。SEEDは"Superior Evolutionary Element Destined-factor=優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子"の略。作品中でも学会で1度発表されて議論を呼んだ程度の、眉唾ものの概念として扱われている。シリーズタイトルにもなっている割に、作中で詳しく語られるシーンはほとんど存在しない。 アニメ作品中で「SEED」能力を持っているキャラクターは、キラ、アスラン、シン、カガリ、ラクスの5人。 劇中では、目のハイライトが消え、種が割れるような演出とともに発動し、発動後は驚異的な反応や操縦技術を発揮するようになる。 基本的に、自分や仲間が絶体絶命の危機に陥ったり、仲間の死に直面した時など、極端な感情の高ぶりに応じて発動することが多い。が、SEED後半以降のキラやラクスのように、これら以外の状況で発動させている場合もある模様。 監督の言によると演出の一環であり、キャラクターの能力が上がるということはないとのこと。要は精神集中状態のわかりやすい表現。 ガンガンシリーズ内ではフリーダムガンダム系列の機体に、SEEDをイメージした特殊な装備が用意されているほか、SEED持ちキャラのカットインには目のハイライトが消えたものがある。 EXVSにおいてストライクガンダム、デスティニーガンダム、ストライクフリーダムガンダム、∞ジャスティスガンダムがEXバーストを発動するとSEED発動時の効果音(通称種割れ音)が発生する。フルで発動すればほんの一瞬だがSEEDが弾ける演出を見ることも出来る。 MB.ONではストライクフリーダム等の武装としても復活した。効果はNEXTのに近い。しかし、その代償か(?)前作の覚醒時の格闘CSのミーティアが廃止になった。 UC(ゆーしー、ゆにこーん)[1st,Z,ZZ,CCA,F91,V,ポケ,0083,08,UC,CG][略称、作品名] 宇宙世紀(Universal Century)の頭文字のこと。初代の機動戦士ガンダムから始まる架空の紀年。本作では初代ガンダムからVガンダムまで、約0080~0150年間のことが該当する。 機動戦士ガンダムUC(Uni-Corn)のこと VSシリーズ(ばーさすしりーず)[全][ゲーム] 「機動戦士ガンダム 連邦VS.ジオン」に端を発する、ガンダムシリーズを題材とした2on2形式の対戦アクションゲームシリーズ。「VS」は言わずもがな、versusの略語。「ガンダム VS. ガンダム」「同NEXT」もこのシリーズに属する。同メーカーのタイトルでは、前身となった作品に「SPAWN」「HEAVY METAL Geomatrix」、本シリーズの流れを汲む作品に「ガチャフォース」「戦国BASARAバトルヒーローズ」がある。 歴代ガンダムVS.シリーズ一覧 宇宙世紀シリーズ機動戦士ガンダム 連邦 VS. ジオン (アーケード) 機動戦士ガンダム 連邦 VS. ジオンDX (アーケード,PlayStation2) 機動戦士ガンダム 連邦 VS. ジオン DX (Dreamcast) 機動戦士Zガンダム エゥーゴ VS. ティターンズ (アーケード、PlayStation2) 機動戦士Zガンダム エゥーゴ VS. ティターンズDX (アーケード) 機動戦士ガンダム ガンダム VS. Zガンダム (PlayStation2,GAMECUBE) コズミック・イラシリーズ機動戦士ガンダムSEED 連合 VS. Z.A.F.T. (アーケード、PlayStation2) 機動戦士ガンダムSEED 連合 VS. Z.A.F.T. PORTABLE (PlayStation Portable) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合 VS. Z.A.F.T. II (アーケード) 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合 VS. Z.A.F.T. II PLUS (PlayStation2) ガンダム VS. ガンダムシリーズ機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム (アーケード,PlayStation Portable) 機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム NEXT (アーケード) 機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム NEXT PLUS (PlayStation Portable) EXTREME VS.シリーズ機動戦士ガンダム EXTREME VS. (アーケード、PlayStation3) 機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST (アーケード、PlayStation3) 機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST (アーケード) 機動戦士ガンダム EXTREME VS. FORCE (PlayStation Vita) 機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST-ON (アーケード、PlayStation4) 機動戦士ガンダム EXTREME VS. 2 (アーケード) 機動戦士ガンダム EXTREME VS. 2 X BOOST(アーケード) GUNDAM VERSUS (PlayStation4) ガンダムVS.ガンダムシリーズのオープニングに見られる、架空のガンダムVS.シリーズタイトル一覧 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 連邦 VS. ジオン II 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 連邦 VS. ジオン III 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 連邦 VS. デラーズ・フリート 機動戦士ガンダムZZ エゥーゴ VS. ネオ・ジオン 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ロンド・ベル VS. ネオ・ジオン 機動戦士ガンダムF91 連邦 VS. クロスボーン・バンガード 機動戦士Vガンダム リガ・ミリティア VS. ザンスカール帝国 機動武闘伝Gガンダム シャッフル同盟 VS. デビルガンダム軍団 新機動戦記ガンダムW OZ VS. ホワイトファング 機動新世紀ガンダムX 宇宙革命軍 VS. 新地球連邦軍 ∀ガンダム ミリシャ VS. ディアナ・カウンター このシリーズとは別に、(CAPCOM VS SNK等)カプコンキャラと外部ライセンスキャラクタのクロスオーバーの対戦格闘ゲームシリーズも「VS.シリーズ」と言われる(こちらも2on2のチームバトルであることが多い)。これらと区別するためか、公式の媒体では「(機動戦士)ガンダムVS.シリーズ」という呼称を用いることが多い。 Wiki移転事件(うぃきいてんじけん)[全][事件] ガンガンのWiki(本サイトではなく、機体の性能等を検証するWiki)が管理人の独断により突如消滅したという事態が起こった。消える以前から、そのサイトをよく利用するメンバーからしばしば管理不手際を指摘されていた。そうこうしている内に管理者側に愛想を尽かしたメンバーの一部がトップページに「ここの管理者はダメなのでミラーWikiに移動するように」という旨の編集をすると次第に事態は深刻化し、ほぼ全てのページを編集できないように凍結したり、ミラーWikiのURLをNGワード扱いしたりした。そのことに怒ったメンバーもある相応の対処をするという旨を書き込まれた数日後、突然Wikiが消滅してしまいさらに議論を呼んだ。仕方が無いためミラーWikiをWikiNo.2として扱うことで事態は終息した。 Xラウンダー(えっくすらうんだー)[AGE][用語] 「機動戦士ガンダムAGE」に登場する概念で、ガンダムシリーズ恒例の超感覚の持ち主の呼び名。脳内の普段使われない領域「X領域」が覚醒し、簡易的な未来予知、空間認識感覚が研ぎ澄まされる、同じ能力を持つ人間を探知できるようになる、などの現象が発現する。また、能力者同士が共鳴を起こすと能力はさらに拡大され、死者との会話といった超常現象すら引き起こした。能力が発動するとSEと共に緑色のエフェクトが画面を包み込む。 地球連邦軍、ヴェイガン両方で研究が進められており、旧コロニー国家戦争時から存在していた概念であることがうかがえる。 この手の能力にしては否定的な描写が多く、フェザール・イゼルカントは「理性を持たぬ獣に還りつつある」「進化ではなく退化」等と評している。実際に能力の酷使が原因で性格が歪んでしまった者、事故による後遺症で能力が歪み正気を失い暴走した者も出てきている。 両軍とも戦うための力と認識しているが、キオ・アスノだけは「対話のために使う力」と信じ続けた。 AGEの三主人公で唯一アセム・アスノには能力が発現せず、連邦軍による適性検査でも適性Dと低い評価を受けている。そんなアセムは上司のウルフ・エニアクルからセンスと強い意志さえあればXラウンダーにも負けないと「スーパーパイロット」の道を示されコンプレックスを克服。Xラウンダーとも互角以上に渡り合い、ついには撃破すらして見せた。 ヴェイガン側は脳を電気で刺激し擬似的にXラウンダー能力を発現させるヘルメット「サイコメット・ミューセル」を開発している。フリット編では試験運用にとどまっていたが、アセム編からは標準装備となっている。技術力はともかく国力で圧倒的に劣るヴェイガンがパイロットの質を維持できたのはひとえにこのヘルメットのおかげと思われる。ただしパイロットにかかる負担は大きく、使い方を誤ると気絶したり脳を損傷するリスクも孕んでいる。 0ガンダム(おーがんだむ)[00][機体名] 「機動戦士ガンダム00」におけるガンダムタイプの基となったモビルスーツ。幼き刹那・F・セイエイの窮地を救い、彼にとっての「ガンダム」の意味を決定づけ、番組ファーストシーズン第1話アバン及び第25話エピローグ、セカンドシーズン終盤に登場。ストーリーの始めと終わりを告げる存在となった。勘違いされやすいが、アルファベットの「O」ではなく数字の「0」を使っており、それで読みを「オー」としている(同様の読みで00の外伝作品に登場する1ガンダムの読みは「アイガンダム」、1.5ガンダムの読みは「アイズガンダム」となる)。 多分にガンダムのオマージュの意味あいを持たされており、00世界におけるファーストガンダムとしての存在だけではなく、姿かたちが酷似している(デザイナーは初代と同じ大河原邦男氏、本作で氏が担当したデザインは0ガンダムと金ジムことアルヴァアロンのみ)。さらに、0ガンダムのマイスターはリボンズ・アルマーク(CV 蒼月昇、アムロ役の古谷徹氏と同一人物)である。当初はグレーのカラーリングだったが、セカンドシーズンでおなじみのトリコロールカラーに身を包み、ますます瓜二つになる。 (少なくとも現段階では)VS.シリーズには登場していないが、「ガンダムVS.ガンダム NEXT」のガンダムエクシアのエンディングには、月光蝶を背にしたガンダムをガンダムエクシアが見上げる画像が用意されている。「00」の開幕シーンの再現であり、ガンダムが0ガンダムの代役、そして月光蝶はGN粒子(GNフェザー)の代わり。あながち間違いでもない。 最終決戦に登場したトリコロールカラーは「実戦配備型」と呼ばれ、最初に登場したグレーカラーは「ロールアウトカラー」と呼ばれることが多い。初出はおそらくプラモデルか雑誌の名称から。 PSP版『NEXT PLUS』ではついにセカンドシーズン勢の刹那とリボンズが参戦。この2人がガンダムを見ると0ガンダムと誤認するお約束のネタが見られるようになった。 「機動戦士ガンダムZZ」制作決定当時、月刊OUTという雑誌がその報を報じるにあたり、遊びで「機動戦士Oガンダム 光のニュータイプ」という嘘の新作設定を掲載したことがあるが、それとは直接関係はなし。ちなみにその設定における主役機体は「O(アウター)ガンダム」。 長らく参戦しなかった上、武装の数の問題から参戦する可能性は低いとみられていたが、EXVS.2XBのアップデートにてリボーンズガンダムの復活形態として実装された。 203(にまるさん)[Z][セリフ] 百式を使用しているときにブリーフィングで聞ける、クワトロが集結箇所として指定するポイント。いつでもどこでも誰と戦おうとしてもポイント203に集結するように指示している。 ちなみにポイント203はグリプス紛争時のジャブローでの発言なのでジャブローのどこかだと思われる。 2号機(にごうき)[Z,83,00,XB,AS][お約束] ガンダムが2機(もしくはそれ以上)いるとその内の2番目の機体が奪われるというガンダム世界では通例となったシーン。今までのシリーズで2号機が何機奪われたのかを探すのも面白いだろう。 殆どが「敵勢力が主人公側の機体を持ち出す」パターン(ガンダム試作2号機等)が主だが、逆のパターンも結構ある(ガンダムMk-II、ファントムガンダム)。更に「パイロットが裏切って、機体ごと敵陣に渡った」(クロスボーン・ガンダムX2改)「敵勢力から更に別の敵へ渡る」(ガンダムスローネツヴァイ)「捨てられていたから、自分の物にした」(レッドフレーム。別名 プロトゼロツー。強奪というよりネコババ?)という変則的なパターンも。 奪った2号機は大体が「奪われた側の手によって撃破される」という結末を辿る物が多いが、「奪ったパイロットが死亡後、回収。修復され再び戦力化」や「再度裏切ったことによりパイロットごと戻ってくる」というパターンも。 ちなみに、そういう機体は予め奪われることを前提にデザインされていることが多く、本来の勢力の機体と並べると浮いている見た目なこともしばしば。 3ショタ(さんしょた)[W,種,AS][ネタ] MBでのカトル(サンドロック改)、二コル、プレア三人のことを指す。 同作で参戦を果たした彼ら3人の機体が、どれもコスト2000でありながらそれ以上の性能を持ち、固定、シャッフル問わずに大暴れした上、パイロットも美少年なことから、いつしか一部で彼ら3人をまとめてこう呼ぶようになった。カトルは、2500でウイングゼロでも参戦しているが、カトルゼロはコストも違う上、性能も高くないのでカウントされていない。キオの場合、AGE-3もコスト相当の性能であるのでカウントされない。関係ないがキオの声は男性声優。 語源は、少年キャラの事を指すショタ+彼らの人数からだろう。 350(さんびゃくごじゅう)[全][システム] このゲームでは1コンボに与えられるダメージには様々な補正がかかるのだが、これは威力の限界点のようなものである。この350ダメージを与えると以降のダメージは大幅に減衰するようにされている。ダウン値システムと同じく、これもいわゆる「ハメ殺し」を防ぐためのシステムとされる。 この補正を無視する攻撃もいくつか存在し、全作品のサテライトキャノン系、同じく全作品のイージスガンダムの自爆、NEXTのストライクフリーダムガンダムのドラグーン・フルバースト、NEXTのターンXの月光蝶などが該当する。ある程度状況にもよるが500を越えるダメージ(CPUなら750も出せるらしい)を出す。 NEXT PLUSのNEXT PLUSモードでイージスガンダムをフル強化し、協力通信で二人ともスキル「俺が、お前を討つ!」を選択(効果重複のため)。耐久瀕死且つ残コスト2000の状況で生当て特殊格闘から自爆すると凄まじい威力(推定3000超え)を出せる。史上最大のロマン。やるなら相手は「真なる自由」のストライクフリーダム(初期状態)がおススメ。 EXVS2では補正が緩くなったのもあり、途中で止められなければ350オーバーのダメージを超えられるように。ボス風仕様アスラン相手ならダウン値も高いため、更なるダメージを目指せる。 3倍(さんばい)[1st][システム、ネタ] ガンガンシリーズのシャア専用ザクの特殊射撃で発動する「通常の3倍」のこと。使用すると機体が赤いオーラに包まれて各種移動スピードが劇的に上昇する。開始から使用可能で常時リロード式だが回復速度は遅い。シャア専用ザクの肝であり、考えなしに使用するのも問題だが、使わずに撃破されるのはもっと問題なので少し扱いが難しいかもしれない。当然誇張表現であり、原作でこんなことはやっていない。 EXVSMBで登場した際には、特格で隕石をけり飛ばして着地するまで速度が三倍になる。弾数も2発あるので合わせると9倍になる。さらにEXVS2で登場したM覚を合わせると意味の分からないほどの速さになる。 そもそもの起源は原作以前のルウム戦役と呼ばれる戦いでシャア専用ザクが5隻の戦艦を瞬く間に沈めていくのだが、連邦軍士官には通常のザクIIの3倍速で動くように見えたことから(これが「赤い彗星」と呼ばれる所以でもある)。実際には出力は30%増し程度であるため当然3倍速で動くことなど出来ないのだが、シャアは撃破した戦艦が爆発する直前に船体を蹴った反作用を利用することで省エネで爆発的な速度を得ていた。 また、他のザクは戦闘開始まで編隊を組んで巡航速度で移動しているのにシャアだけ全速力で突撃したのを「他の(巡航速度の)ザクの3倍」と表現したとも。 この「他と違って赤い→シャア専用→3倍」ネタは「機動戦士ガンダム」初回放映から現在まで特に漫画・アニメなどで広く扱われている。また、当時の子供たちには「赤いもの=シャア専用」だったのでシャア専用ポスト、シャア専用トマト、シャア専用消防車等と言う遊びが広まっていたとか。 3人組(さんにんぐみ)[1st,Z,ZZ,UC,種,運命,SG,00,XB][お約束] 現在では漫画『NARUTO』やそのアニメの影響で「スリーマンセル」と呼ばれることが多い、ガンダム世界では「仮面キャラ」と同じく、切っても切れない要素の一つ。基本的に敵で味方として登場する例は少ない。敵パイロットで登場した場合ラスボスには遠く及ばないが強敵として主人公達を苦しめる場合が多い。が、「…コイツら、大した事ねえじゃん…」というパターンも存外にある。ガンダム作品では味方・敵ともにこのポジションのパイロット達は死亡率が非常に高く、三人とも全滅という事も珍しくない。実際、3人が全員生き残っているのはZZのジャムル・フィンの3Dや種運命のドムトルーパーの3人組くらいなものである。 機体構成は『全く同一の機体が三機』(1stの黒い三連星、Zのヤザン隊、UCのトライスター…等)というパターンと、『異なるタイプの機体三機でそれぞれ役割担当』(種のブーステッドマントリオ、OOのトリニティ三兄妹、クロスボーンの“死の旋風隊「デスゲイルズ」”…等)というパターンの二つ。特に最近の作品では後者のパターンが多いようだ。 上記とは別にZZのキャラ+ロイヤルガードのような『大火力機体の脇を万能系2機で固める』というものも数は少ないが存在する。 7強(ななきょう)[Z,ZZ,G,DESTINY,0083,08][スラング] ガンガン無印時に他の機体とは一線を駕す性能を誇っていた7機(Zガンダム、キュベレイMk-II、ゴッドガンダム、マスターガンダム、フリーダムガンダム、グフ・カスタム、ガンダム試作2号機)の事。数が複数である以上、どうしても序列というものは存在するが、それを差し引いても飛びぬけぶりが凄かったため。それぞれ着地を特定のコマンドで硬直を消せる、異常に当てやすく威力の高い攻撃方法等を持っている。 その中でもフリーダムは特に壊れた性能を持っており、基本的に着地をはじめとした硬直をとるゲームであるにも拘らず、理論上開幕以外一切着地せずとも戦闘が行えるというボスやMA、戦闘機などの例外を除けば後にも先にもこの機体のみの突き抜けぶりで全国大会決勝トーナメントの時点(8ブロック16ペア)で全ペアにフリーダムが入っていた(というより16ペア中14ペアがフリーダム キュベレイMk-IIであり勿論決勝はフリーダム キュベレイペア同士となり、戦いの流れも「タイムアップまでにどれだけキュベレイを落とせるか」…というものであった。有人判定まで登場したこの大惨事は後に「全国大会の悲劇」と呼ばれた)。 NEXTではこの7強は弱体化されまくり落ち着いている。しかしキュベレイMk-IIとゴッドガンダムの弱体化っぷりは7強の中でもヒドイといわれている。 フリーダムが特に狂っていた事より、1バグ6強と言われる事もある。しかしあくまで無印の話であり、NEXTの話で持ち出す意味は無いだろう。 ちなみにVSシリーズは今まで例外無く「無印はロケテ。続編が本番」と言われ続けて来た。これは無印では大抵ゲームバランスが狂っており、続編で大抵直っている事(「じゃあ本来のロケテは何なんだよ」というのは言わないお約束である)が原因である。連ザIIのみ、ある一部機体(ただしどちらもロケテで使えなかった隠し機体)のせいでバランス調整に失敗したが。無印の7強とNEXTの元7強を見る限り、ガンガンシリーズもご多分に漏れず、と言った所であろうか。 最新作であるEXVS.シリーズにおいて漸くアップデート可能になり、VS.シリーズ名物の「厨機体や致命的なバグで糞ゲー化」が修正出来る様になった。後は開発陣が明らかなバランス崩壊やバグをしっかり修正してくれれば全国大会の悲劇やそれに近い事は2度と起こらないだろう。理論上は。マスター、バンシィ、サバーニャ、ライトニング、エクスプロージョンと何度も起きてるけど 8(はち)[AS][人物?] 「ASTRAYシリーズ」でロウと共に行動しているコンピューター。所属不明の機体(外宇宙からの可能性あり)の残骸から回収されたもので、唯一読み取れた「8」から命名される。 人工知能でも積んでいるのかと思うくらいしっかりとした会話が出来る。漫画版では、文字で意思を表すが、OVAでは喋っている。アニメ的に分かりにくいから、というのもあるだろう。 本シリーズにはレッドフレームでのみ彼の声が聴ける。改やレッドドラゴンは残念ながら声がない。 SEEDシリーズで使われている量子コンピューターではないため、量子コンピューター用のウィルスの影響を受けない。 なお、「DESTINY ASTRAY」では火星行きに反対して、同作の主人公ジェス・リブルと行動を共にした。 -○○が○○するところは感動した(○○が○○するところはかんどうした)[無][スラング] 新機体が登場、またはアップデートにて性能が上がった際に掲示板などで「前からその機体が好きだった」と言う時に使われることが見られる。 だいたい、「百式がドダイを射出してでジ・Oとキュベレイを倒したシーンは感動した」みたいな原作と真逆の展開になっていることが多い。 本シリーズで初めて使われるようになった時期は不明だが、ガンガンでZZが原作にないパイルドライバーが出来るようになっていたため「ZZ最終話でZZがキュベレイ相手に大気圏を突破しながらパイルドライバーをするシーンで感動した」など言われていた。 たまに「百式がキュベレイ相手にぼろぼろになりながら「そんな決定権がお前にあるのか」と言うシーンは名シーンだった」のような原作通りの事を言うことも。その場合、気のせいかやられているシーンが上がることが多い。 元ネタは映画『ターミネーター2』(*1)を見た視聴者の感想のコピペネタ「ターミネーター2は感動した。特にラストシーンでシュワちゃんが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった」とされる。 ○○バーサス(○○ばーさす)[無][スラング] 一強環境を生み出すほどに狂った性能をした機体に対して使われるある種の蔑称で、本シリーズのタイトルを改変したスラングネタ。 代表的なものとしては無印時代のフリーダム、EXVS2以降のライトニングフルバーニアンやベルディゴなどが該当し、プレイヤー自身が持ち機体ではなくこちらに乗り換えた結果「4人全員が同じ機体」となる状況も少なくない。 当然ながら、運営としてもこのような事態は好ましくなく、次のタイトルないしアップデート、あるいは迅速な下方修正を食らうのがお決まりとなっている。 前項わ行 次項名言・迷言・台詞 戻る
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/778.html
アビスガンダムABYSS GUNDAM 登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 型式番号 ZGMF-X31SRGX-02(連合ナンバー) 所属 地球連合軍 搭乗者 アウル・ニーダマーレ・ストロード 武装 MMI-GAU1717 12.5mmCIWSMMI-GAU25A 20mmCIWSMX-RQB516 ビームランスM107 バラエーナ改2連装ビーム砲MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲両肩部シールド 特殊装備 ヴァリアブルフェイズシフト装甲 【設定】 ザフトがインパルスガンダム、カオスガンダム、ガイアガンダムと同時期に開発したセカンドステージシリーズの中の一機。 開発コードでもある機体名はプラモのインストを見るに海中という深淵に潜んで獲物を仕留める様子を期待した事によるもの。 インパルスと同様にパワーエクステンダーとVPS装甲を採用し、デュートリオンビーム送電システムにも対応している。 型式番号の最初の3は水中戦用である事を示しており、MS形態で水中でも運用可能なのは勿論、潜水艇型のMAに変形する事で水中で圧倒的な機動力と運動性を誇り、VPS装甲のおかげでビームが使えない水中では無敵に近い防御力を発揮する。 武装の構成や描写を見るにMA形態は水中戦闘用で、MS形態はMAでは対応できない水中での格闘戦、より高火力を発揮できる水上での砲撃、及びMA形態が不要となる水中以外での戦闘用(主に砲撃支援)と用途が分けられている。 従来の水陸両用MSグーン、ゾノは基本的に水中での運用がメインで陸上はオマケという程度だったが、本機は飛行は不可だが高い基礎スペックでガイア程ではないものの陸戦用MSとしての最低限の機動性及び戦闘能力を確保しつつ、更に宇宙空間での活動も可能としている。 本機とカオス、そしてガイアは元々インパルスの全局面対応のためのシルエットとして用意される構想だったが、実戦に耐え得る性能を発揮するには技術的なハードルが高過ぎたため、まずはインパルスを支援する別の機体として開発して後の技術発展を待つという流れで開発が始まった経緯がある。 本機の開発理由に「白鯨」ジェーン・ヒューストンらの活躍により、グーンとゾノでは圧倒的な敗北を喫してしまった事から、地球連合軍の水中戦用MSを本格的な脅威とみなし、高性能な水中戦用MSが求められた背景がある。 本機の派生機は特に存在しないが、アッシュが同様の背景から開発、配備されている。 【武装】 MMI-GAU1717 12.5mmCIWS カオス、ガイアと共通で採用された機関砲。 頭部のブレードアンテナの間に1門が内蔵されているが、これはZZガンダムのハイメガキャノンに相当する位置で、ここへのバルカンの搭載はガンダムシリーズで唯一。 MMI-GAU25A 20mmCIWS セカンドステージシリーズ全機共通で採用された機関砲。 胸部に2門が内蔵されている。 MX-RQB516 ビームランス 先端にビーム刃と実体剣を複合装備した、ハルバードの様な槍系武器。 MA形態時は前腰部にマウントされる。 実体剣部のおかげで水中でも問題無く使用可能。 柄にビームコーティングが施されており、ある程度の出力までならビームサーベルも受け止められる。 本来は間合いを取り直すための武装だが、アウルは相手が近くにいれば積極的に斬りかかる事が多かった。 M107 バラエーナ改2連装ビーム砲 背部に搭載された連装ビーム砲。 フリーダムガンダムのM100バラエーナを省電力化・連装化させた系列モデル。 MA形態では主砲であるかの様な位置に来るが、ビーム兵器のため当然水中では使用不可。 水上で砲身だけ出して砲撃するためのものと思われ、やや射角が限られるがMS形態でも前方へ発砲可能。 元はMMI-M15クスィフィアスの系列モデルが搭載される予定だったらしいが…水中火力よりもMA形態でビームを使える事を重視したのだろうか。 MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲 胸部に内蔵された大火力ビーム砲。 カラミティガンダムのスキュラを意識したものと思われる。 3連装ビーム砲やバラエーナ改と同時に使用可能だが、消費も大きいためか余裕のある戦闘序盤かここぞという時で使用する事が多かった。 両肩部シールド 特に名前は無く機体の一部と見なされる両肩部のユニット。 MA形態時は頭部を覆う様に密着させる事で水流抵抗減免のためのフェアリングとなる。 多数の武装を内蔵しているだけでなく、VPS装甲でありながら対ビームコーティングも実施されており、本機専用のシールドでもある。 PS系の装甲にはビームコーティングは相性が悪いため本機まで実施例は無かったが、何らかの技術革新で実現したと思われる。 MMI-TT101Mk9 高速誘導魚雷 シールドに搭載され、表面に発射口を持つ魚雷。 グーンやゾノの533mm魚雷の発展型とされる。 MA形態での主兵装だがMS形態でも使用可能。 M68 連装砲 シールド端に装備された実体弾砲。 水中でもMA形態でも使用可能だが、MA形態時は構造的に後方への攻撃用となる。 MA-X223E 3連装ビーム砲 シールドの裏面に内蔵されたビーム砲。 広範囲の多数の目標を一度に撃破するためによく用いられた。 【原作での活躍】 冒頭にカオス、ガイアとともに地球連合軍の特殊部隊「ファントムペイン」によってアーモリー・ワンのMS工廠から強奪され、圧倒的な火力で多数のザフトMSを撃破・脱出し、他2機共々ガーティ・ルーに回収される。 デブリ帯宙域ではゲイツRをスティングと共に瞬く間に撃墜し、ステラも加えてシンとルナマリアと互角に戦う。 ユニウスセブン残骸宙域では作業に従事するザフトのゲイツRやテロリストのジンハイマニューバ2型を見境なく撃墜するが、イザークのスラッシュザクファントム、アスランのブレイズザクウォーリア、ディアッカのガナーザクウォーリアの連携には敵わず撃退される。 インド洋ではグーン3機を即座に撃破し、ルナマリアとレイのバズーカ装備のザクを水中で弄び、撤退間際にはボズゴロフ級ニーラゴンゴを瞬く間に撃沈し、水中での圧倒的な性能を示している。 ダーダネルス海峡ではフォースインパルスを相手にしていたが、介入して来たフリーダムにクスィフィアスで脚部推進システムを損傷させられたため撤退した。 クレタ島沖の戦闘では海上をホバーしていたブラストインパルスと交戦し、海中から飛び出ての3連装ビーム砲で止めを刺したかに見えたが、撃墜したかの確認のために海上に留まっていた所を、ブラストシルエットを身代わりにして爆風に紛れて難を逃れていたインパルスによる反撃のビームジャベリン投擲に反応出来ずにコクピットを貫かれ、制御を失って海中に墜落、爆散した。 【搭乗者】 アウル・ニーダ CV. 森田 成一 地球連合軍のエクステンデッド。 陽気でやんちゃな性格だが、少々生意気な中高生相応といった所。 年の近い兄貴分であるスティング・オークレーとはプライベートではカードゲームやバスケを行ったりと若者らしい交流シーンが多かった。 ブロックワードは「母」であり、研究所時代に慕っていた女性研究員のことを母と認識していた様で、ロドニアの研究所がザフトに発見されたという話から思い出し、連想して発動した際にはステラ・ルーシェと同様に発狂していた。 ステラの事は若干面倒臭がりながらも気にかけていた様で、ステラに関する記憶を消された後も、ザフトから強奪してハンガーに並ぶガンダムがアビスとカオスしかないことに違和感を抱いていた。止めは皮肉にもステラが捕虜となっているミネルバとの交戦の最中、ステラを保護したシン・アスカの手によるものだった。 尚、小説版では死に際にステラのことを思い出し、ステラとスティングのことを想いながら安らかな最期を迎え、マガジンZ版では死に際に女性研究員のことを想いながら最期を迎えた。 【原作名台詞】 「じゃあお前はここで死ねよ!」「ネオには僕が言っといてやる、さよならってな!!」第2話より。離脱するという指示を無視して戦闘を続けるステラを見かねてブロックワードを発言。かなり粗暴な物言いでスティングからも咎められるが、この後「こうでもしないと止まらない」と発言しているので彼なりにもステラを連れて帰ろうとしていたようだ。 あまりにも過激な発言だったからか、スペシャルエディション版ではカットされステラも普通に脱出する場面になっている。この変更でステラに劇中最初にブロックワードを浴びせるのはシンになってしまった 「やめときなよ。俺ら第81独立機動群でさ。」「ボーッとしてっけどさ、そいつもキレるとマジ怖いよ?」第15話。ステラにナンパする連合兵に対しナイフを首筋に突きつけて。彼女を気にかけている事がわかる一幕。彼女も戦闘になると手がつけられなくなる場面もあるためあながち間違いではない。 クルーへの恐喝という問題行動を起こしているが、正規軍とファントムペインとでは権力が違うのか特に問題にはならなかった模様。実際この兵士も彼らの所属を知るや否や逃げる様に去って行った。 「アッハハ! ごめんねぇ、強くてさぁ!」第16話より。ニーラゴンゴから出撃したグーンを撃破した際に発した、彼を代表する台詞。旧型機のグーン相手に対してなのでこれだけではさして誇れるものではないが、その後たった一人で母艦ごとニーラゴンゴの部隊を壊滅させた。 「えぇっ!?」フリーダムのレール砲(実体弾兵器)に脚部のスラスターのVPS装甲で保護されていない部分をピンポイントで狙撃され損傷した際に。視聴者も同じ反応をした事だろう。 「なんで落ち着いてられるんだよ!? ラボには母さんが!」「!!……母…さんが…いるん…だぞ…か、母さんが…母さんが……死んじゃうじゃないか!!」スティングの制止を振り切ってでもロドニアのラボに行こうとするが、彼は不意に自分で自分のブロックワードを言ってしまう。恐慌状態に陥ったアウルは、更にステラのブロックワードまで連鎖的に発言してしまい、ステラも飛び出すという最悪の事態になってしまった。 「な〜んか大事なこと忘れてる気がするんだよなぁ…」クレタ沖での出撃前に。ステラの記憶は消されているが、機体の記憶までは完全に消えていなかったのか違和感を覚えている。 「水の中なら無敵だぜ!」ボンボン版でのクレタ沖にてインパルスを海中に引きずり込んでの発言。この言葉通りにインパルスを海中で翻弄していたが、SEEDを発現したシンに海面に上がられ、撃墜された。 マーレ・ストロード ザフト所属のエリートパイロットでアビスのテストパイロットを務める男。 かつては地球の水中MS部隊に所属し、白鯨と恐れられたジェーン・ヒューストンに幾度となく戦い、苦しめられた。 かなりのナチュラル嫌いであり、ナチュラルを尊大な態度で見下すだけでなく、友好を持つコーディネイターは全て裏切り者とみなす程。また被害妄想も激しく、邪魔者は味方だろうと抹殺しても正義だと考えている非常に危険な男。 セカンドステージシリーズの中で最も価値があるとしてインパルスの正規パイロットの座に異常なまでに執着しており、その所為でパイロットに選ばれたシン・アスカに対して激しい嫉妬心を抱いており、度々揉め事を起こしていた。またそのイライラをナチュラルの記者であるジェス・リブルにぶつけていた他、トラップを用いてシンを殺そうとした事もあった(結局ジェスがトラップに引っかかり失敗に終わった)。 能力はそれなりにあるため結局アビスの正パイロットにはなったが、アーモリーワンのガンダム強奪事件の際に、ステラ・ルーシェによってナイフで斬られ瀕死の重傷を負わされ、機体も強奪されてしまった(アニメで顔は映らないが斬られている赤服が彼だとされる)。 その後は奇跡的に回復し、念願のデスティニーインパルス1号機のパイロットとして任命されるが、目的の為なら手段を択ばない性格は相変わらずで、ナチュラルへの敵愾心は前よりも一層強くなっており、戦争中の敵対組織の艦船とはいえ緊急性の無い場面で独断で無警告の撃沈を行う程。 【ゲーム内での活躍】 連合VSZ.A.F.Tシリーズ 連座1の家庭用から登場。コストは450の射撃寄り万能機。 射撃・格闘ともにそこそこ強いが、機動性がややウィークポイント。 射撃は2×2の当てやすい実弾のメインに横に広いサブ、超誘導の特射があり、格闘も武装のビームランスを利用した強判定の前格闘や、横振りという事もあり巻き込みやすくすぐに終わる横格等、武装は高性能の物が多い。が、変形が強めな連ザの中で、中コスト可変機の中では変形がやや死んでいるのが辛いところ。 カス当たりしやすいメインと基本足が止まるが当てやすいその他射撃、強めの格闘と「攻めてる間は強いが守りに入ると辛い」という特徴は何の因果か、フォビドゥンと共通するところがある。 しかし、原作通りに水中でも機動性が低下しないというメリットがあり、水中に限るとストフリや伝説すらタイマンで苦労する超絶強機体に変貌する。 もともと機動力は「良くはない」程度なので、他機の動きが大きく遅くなる水中ではアビスのフワステに勝てる機体は存在しなかった。 上記の適性を持つ唯一の中コスト以上の機体なので、海域では正にボンボン版のアウルよろしく「水の中なら無敵だぜ!」と言わんばかりに無双できる。やりすぎるとリアルファイトにもなりかねないのでご利用は計画的に。 EXVS.FB ガイアの武装アシストとして登場。 ガイアがMS形態時は連ザのサブと同じ一斉射、MA形態時は連ザ前格のようにランスを突き出す突撃の2種類が存在する。 ちなみにちゃんとアウルが喋るのだが、新録ではなく『GジェネWORLD』の流用。 EXVS.2 ガイアガンダムのアシストとして登場するほか、カオス共々敵専用機として登場するようになった。しかし、今作のNPC機体の仕様上ボイスが搭載されておらずアウルが喋らない。また、アシストのアビスもアウルが喋らなくなりステラの呼び声に変更されている。 【その他の活躍】 ガンダムビルドファイターズトライ 第15、16話の第13回全日本ガンプラバトル選手権全国大会の1回戦1日目第4試合で草色とベージュに塗装された機体が登場。使用者は東東京代表鴎第三中学校のチーム「MSG」。 カオスガンダムが撃墜された反撃としてカラミティガンダムと共に砲撃している所をガンダムトライオン3のライガーグレアで撃墜された。開幕時は原作のレイダーガンダムの様にMA形態で地上を飛行しながらカラミティを乗せていた。 スーパーロボット大戦 パイロットのアウル共々扱いが非常に悪いことに定評がある。 『Z』では結構存在感を持てており(*1)、そのスペシャルディスクでは彼らをプレイヤーが使用できると扱いはまだマシなほうである。 『K』では既にアウルが死亡しており名前のみの登場。 『L』だと登場はするが序盤の9話でオリジナル敵により撃墜され、一度も戦闘することなくアウルはそのまま死亡してしまい、ルート次第だとそのシーンすら見れない。 多くの作品ではステラ、スティング共にアウルに関する記憶が消されていないことが多いのはせめてもの救いか。